DOIが開催されたのが7/9~7/11でしたが、それ以降、ToshIさんが羽生さんについて連日記事をアップしてくださっています。しかも、最新記事には「つづく」とあるので、今回のエントリーは「その1」としました。
完全にファン目線で熱く語ってくださっているのは、相変わらずなんですけど、Numberでの対談を読んだ後にブログを読み返してみると、「羽生結弦のはじめの一歩」(7.12.2021)の以下の部分が目に留まりました。
いつでも進化、新化、深化、神化に挑み続けてきた未知なる世界を切り開いてきた真のチャレンジャー、そんな彼の練習は、
「基礎練習」
「一から作り直す」
・・・ひたむきに基本をただただ繰り返す反復作業
・・・あくまでも匍匐前進
・・・それが夢の4Aへつながる唯一の道
「基礎練習」「一から作り直す」という話はDOIでの「囲み取材」での発言ですが、それ以前に実施されたであろうNumber対談でも、「今はむしろ原点に立ち返って、アクセルジャンプに必要な基礎って何だろうというのを氷上でひたすらやっています。・・・あの頃みたいに何時間も練習したら壊れるから、うまく効率よく、必要な基礎練をしっかり選んでやっています」(18頁)と語っていて、これは、最近の羽生さんにとってのトレーニングのテーマになっているんだと思いますね。コーチ不在だからこそ、頼れるのは自分一人。だったら、土台から作り直していこう!という試み。4A成功への正しい道であることを、ファンの私も祈って見守っています。
もう一つは、「羽生結弦 その言葉の一歩先」(7.14.2021)の以下の部分です。
「試合自体がないと4回転半を跳んでも意味がない」という言葉の一歩先
・・・試合で飛べないなら飛んだとは言えない
・・・チャレンジするなら応援くださるお一人おひとり、全ての皆さんと喜びも、悲しみも感動も、感謝も一緒に分かち合いたい
そんなふうに僕には聴こえます
これはまさに、歌手・音楽家としてお客さんの前でパフォーマンスことを仕事にしているToshIさんならではの視点のように感じました。フィギュアスケートの世界では、五輪やワールドでどのメダルを獲ったかはもちろん大事ですけど、どのジャンプを成功させたか?何点出したか?というのは、「ジャッジに認定されて、高く評価されれば良し」ですよね。その点で、お客さん「不在」という点は否めない。現に、昨シーズンのワールドは無観客でしたからね。
ただ、ブライアンもコメントしていた記憶がありますが、実際ストックホルムにお客さんが入っていたら、SPはもうちょっとマシなスコアが出たでしょ?という所はあって、お客さんあってこその羽生結弦でもあるんですよね。
ぜひ4A成功の歴史的瞬間を、現地に足を運んだお客さんと共有してほしいと願っています。なんとなく、B級試合はすっ飛ばして、初戦はNHK杯になるような気がしています。
では、また明日!
Jun
コメント
ホントですよね!いきなりNHK杯では?と私も思います。
昨夜のとしさんのブログも感動しました。最終日は雄叫びあげましたよね?
あの声が高くてとしくんか?手袋の投げ方も言及してました。
ありがたいお言葉。
としくんがいてくれると安心出来る…なんだかわからないけど。
今日の記事の写真は初めて見ましたが〜としくんのスタッフが撮ったやつですね?
Senninさま
コロナの方もまだジワジワ感染が拡大していますし、それなりの規模の試合じゃないと、羽生さんも出場を決断できないと思うんですよね。
去年は、全日本が初戦だったことを考えれば、今年もしっかり調整できる自信もあるはず。怪我無く、良いトレーニングが積めていることを祈っています。