「Ice Jewels Vol.12」(5)

「Ice Jewels Vol.12」(5)

ジュエルズのレビューを小出しで引っ張っていますが、いったい何本の記事になるのか、私にも分かりません。とりあえず、今日は伊藤聡美さんのインタから、気になった部分を拾ってみます。

――毎シーズン、何着くらいの衣装を手がけていらっしゃいますか?

最低でも30着は作っています

――スケートにはシーズンがあるので、衣装製作はだいたい同時期に進行していくのですよね?

「そうです。月に少なくても5着くらいの納品、という状況がずっと続いていきます」

――それが半年くらい続くということですか?

「はい。1日10時間くらいずっと引きこもって作業して、ようやく秋になると時間をつくれるようになってきますが、シーズンが始まると今度はお直しで衣装が戻ってくることもありますね」

――なるほど。どんなお直しがありますか?

「石を交換してほしいとか、シーズン後半に痩せてきたのでちょっとサイズの修正をしてほしい、といったようなものです」

伊藤さんのドキュメンタリーの「再放送」があるようですが、放送時間30分の中で3人の人を紹介するようなので、ダイジェスト版でしょうか?ちょっともったいない気がします。

今回のインタで「おっ?」と思ったのは、伊藤さんの具体的な作業時間や作業量の部分です。私は、初めて聞いたかもしれません。

そして、今回のインタは、長谷川仁美さんが取材、そして田中宣明カメラマンも同行しているんですよ!田中さんの写真って、それこそスケーターの競技中の写真しか見たことが無かったわけですが、伊藤さんのような一般の人を撮ると、お花と一緒の構図で、こういう雰囲気になるのか・・・と、なるほどという感じです。さすがプロですね!

作業時間・作業量の話に戻りますが、おそらくこの取材は「コロナ前」だと思うんですけど、スケーターが新シーズンに向けてプログラムを作っているのであれば、間違いなく衣装の依頼も例年通りに彼女の元に殺到していることでしょう。

また、「アイデアを絞り出すために、毎年海外に旅行に行っている」とのこと。しかし、今年はそれが不可能ですから、たいへんだとは思いますけど、身体に気をつけて頑張ってもらいたいです。ガリは食べすぎないように!

では、また明日!

Jun


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コメント

  1. Yuki より:

    Junさん こんにちは
    お久しぶりです
    前回コメしたのは昨年でしたっけ
    あれから1月にはMusic with Wingsを聴きに出かけ堪能してきました
    抽選でチケットを買ったので前の方のいい席だったのです
    福間さんのピアノは音がクリアでさすがでした
    特に「パガニーニの主題による狂詩曲」はコンサートで聴く機会がなかなかないので楽しかったですね
    テノールの中鉢さんは、奥様の実家が近くのためかわりとこちらでもコンサートを開かれるのでよく出かけていました
    いつもはきちっとした髪型でもう少しやせていたかな
    MwWのときのようなやさぐれイタリアンおじさまのような感じではないです
    目の前で聴いていて思わず脚が動いてしまったのが「Sing Sing Sing」
    パーカッションは響きが直に伝わってきて興奮します
    和楽器も腹に響くというか、いつもはクラシックコンサートが多いので、ああいうふうにいろいろなジャンルの人が一同に会したコンサートは本当に贅沢だと思いました
    2月の4大陸直後に能登さんの講演会にも行きました
    このときにはもうマスクをつけて出かけましたが、今のような緊張感はなかったですね
    そのとき能登さんのちょっとした言葉から来シーズンも続けるのかもしれないと思いましたが、羽生さんが前を向いているのがはっきりして嬉しかったです
    (ただSportivaは買えなくなりました 写真だけ書店でじっくり見ています)
    Srars on Ice横浜公演はtwinkle何とかに入ってチケットを手に入れました
    いつもなら新幹線の往復切符を買って用意万端にしておくのですが、さすがに今回は様子見でした
    私も12月の第一次発表を待ってどうするのかを決めるつもりです
    今季は羽生さんが大きなけががなく試合に出ることができたこと、4大陸でタイトルをとりスーパースラムを達成したこと、シーズンランキング・世界ランキング1位になったこと、SPで世界新を更新したこと、羽生さん関係の雑誌・本類が充実していたことなど、終わってみれば実に充実していました
    (ただし悪意まみれのジャッジやNHK杯・GPF・全日本のとんでもないスケジュールを立てた犯人については永久に許しがたいですが)

    実は地元のコンサートホールが8月末までのすべてのコンサートを中止ないしは延期にしてしまいました
    知り合いのピアノ講師は5月末までレッスンを中止しましたが、いつ再開できるか分からないということです(地元の学校も同様です)
    そのくらい先のことが分からず、コロナ後が来ても今までとはまったく違った世界になるのでしょう
    フィギュアスケート界も今年中の試合はない確率が大きいですね
    ワールドでさえ開かれるのかどうか分からないですし、そうなるとあっという間に北京が迫ってくるというわけで、いったいどうなるのやら
    羽生さんは中国Citizenのインタで「今の調子のままなら北京に行く」と答えていたそうですから楽しみなのですが、ぜひ健康でいてほしいと切に望みます
    連休は読書と音楽、掃除と料理を楽しもうと思っています

    毎晩12時になるとJunさんのブログを読んでから眠っています
    これからはもっと頻繁にお邪魔しますね

    • Jun より:

      Yukiさま

      読み応えのあるMWWのレポートや、近況のご報告、たいへん楽しく読まさせていただきました。ありがとうございます!

      音楽関係の方は本当に大変で、私の好きなニガミ17才は、女子メンバーの平沢あくびさんが、通販用の物販品をたたんで封筒に詰める作業を、生放送で配信していました。

      昨日ぐらいから、海外スケーターを中心にZoomか何かを使って配信してましたけど、羽生さんが出ないので、ぜんぜんチェックしてないです。

      まぁ、羽生さんが元気であれば、それでいいと思っています。Yukiさまも、健康管理と感染対策にはくれぐれもお気をつけください。