惑星ハニューにようこそ(3.31.2021)感想

惑星ハニューにようこそ(3.31.2021)感想

お写真は、「読売新聞写真部」のTwitterの若杉和希カメラマン撮影のものから拝借。

惑星ハニューにようこそ!」では、ワールド開催期間から、マッシさんの論評の翻訳を精力的に発信してくださっています。

今回、特に印象的なエントリーが、3月31日に公開された「Figure2Uより『僕の気持ちは2つの炎の狭間で揺れている』」です。

だから僕の気持ちは2つの炎の狭間で揺れている。

僕の心、彼がフィギュアスケートにもたらしたことに対する敬意の気持ちは、「もう十分だ」と言っている。つまり「現役を続け、君の真価が評価されない苦しみをこれ以上味わうのはナンセンスだ」と。

その一方で、彼はまだまだ多くのことを与えてくれる、という気持ちもある。プログラム冒頭で4アクセルを入れ、他の4回転ジャンプも入れたプログラムを完成させるなんて、数年前まで想像も出来なかったことだ。つまり、彼は重力にも戦いを挑んでいるのだ。4回転半は驚異的な難度だ。

つまり、これが僕の気持ちだ。ファンとして、スケート関係者として、だから、この意味で今後何が起こるのか見ていこう。

前段の部分は、特に平昌五輪後、我々ゆづファンの多くがずーーーーーーっと感じていたことなんですよね。これまでマッシさんは、折に触れて不可解な採点を指摘していました。専門的視点から見てもおかしいものがあると。それと同時に、ジャッジには「良心というものがあるはずだ」と信じていたようにも思うんですよね。しかし、今回のワールドで心底落胆しているのでしょう。

でも、フリー後の羽生さんは、「五輪よりも4A」とはっきり宣言していました。だから、もはや採点で「苦しむ」必要もなくて、粛々と4A成功に向けて準備するのみと腹を括っているようです。

自分にしかやれないことがある。やり残していることがある。それが、羽生さんにとっての4Aのはずで、あれだけの酷い仕打ちを受けながらも、気力とモチベーションが続いていることを、心から尊敬します。

とにかく怪我無く、健康で、4Aを成功させることを我々も祈るのみですね。来季、GPシリーズのどこかで降りてくれるといいですが・・・。

では、また明日!

Jun


にほんブログ村

スポンサーリンク
レクタングル(大)