Minto Summer Skate 2018を軽くレビュー。

Minto Summer Skate 2018を軽くレビュー。

TOEIC帰りで疲弊しているので、今日は手抜き記事でお許しください。少し出遅れましたが、カナダで行われているMinto Summer Skateという試合から、クリケット期待の若手ゴゴレフ君の演技から。

新ルールのGOE11段階制で採点されています。彼の演技をちゃんと見たのは初めてなんですが、SPは、ジャンプ自体は高さもあって、その前後に小刻みなステップも入っています。私の肉眼では回転不足もなく、着氷も乱れた部分がないので、こういうスコアを出すんだなと。

ただ、よく分からないのがフリーです。冒頭の3種のクワドは、いずれもズドンと着氷する感じなので、回転大丈夫?と心配だったんですが、回転不足やアンダーローテは無し。じゃ、GOEがたっぷりつくのか?と思ったら、SPと比べたら渋めですね。4回転のGOEの基準は、3回転のその基準と違うの?まさかねぇ・・・。と、やや疑問でした。私の錯覚でしょうか?

ただ、彼のSPのスコアを持ち出して、「11段階制は単にインフレさせるだけ!」と断ずるのはさすがに時期尚早でしょう。カナダという国は、国内大会のスコアを海外に見せびらかすように高く出す傾向があって、シニアで言えば、近年のオズモンドやデールマンが思い浮かびます。

シニアのGPよりも先に、JGPが8月下旬から始まります。昨年私がウォッチしていた限りでは、JGPはどの試合も比較的安定したスコアをつけていて、いわゆる「ナショナルバイアス」というものがシニアに比べて少ない印象です。とりあえず、JGPシリーズを元に採点傾向を分析するのが良いと思います。

一方、シニアのGPはどうかというと、昨シーズンは試合ごとにブレブレで、やたらURやエラーの判定に厳しかったスケカナと、やや甘めの中国杯、甘めのスケアメ、普通のロステレ・N杯、謎採点のフランス杯という感じでした。

こういうことを考えると暗い気持ちになりますけど、でも、問題が発生すれば、それが報道される可能性も高くなる。日本でも、地上波のミヤネ屋あたりがやってくれるかもしれない。むしろ「ちょっとした騒ぎ」になるぐらいの方がいいんじゃないかと。

とりあえず、シニア男子のSPはナム君のみで。「3:04:45」辺りからです。冒頭の4Sに+5をつけたジャッジがいますが、これが妥当かどうかは別にして、まず、高くてキレイなジャンプを跳んでくれたことが何よりも嬉しいです。

彼を見るたびにいつも言ってる気がしますが、なんだかまた背が伸びましたか?isuのバイオには180cmとありますが、アジア系男子ということだったら、アイスダンスやペアの選手並の体格になっているような・・・。

これだけの身体なのだから、小粋なブルーズ調じゃなくて、クラシックやオペラでドーン!と押していくような、そんな選曲の方がいいんじゃないかと。やっぱり、大きいと「もっさり感」をどうしても感じてしまうので、そこを重厚な曲調でカバーすると、新境地を切り開いてくれそうな気がするんですけどね。まだ、フリーは見れていないので、そちらも楽しみです。

では、また明日!

Jun


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