SOIちょっと&FaOI追加発表など

SOIちょっと&FaOI追加発表など

<幕張・宮城出演>

ISSA(DA PUMP)、夏川りみ、福原みほ

<新潟・神戸出演>

中島美嘉、DEAN FUJIOKA、小林柊矢

アイスショーって週末開催の先入観があるんですが、今回のSOI奥州は月火水開催という、かなり無茶な日程で、スケーターの皆さん、関係者の皆さん、本当にご苦労様と言いたいです。例の空港の出待ちの件はいただけませんが、地方の小さな空港だし、なかなか急遽の警備対応も難しかったのだろうと思います。それでも、はやぶさが臨時停車したり、現地のサポートは有難いですね。

さて、SOI奥州初日ではキレキレのファントム様だったこと以外、どれだけのニュースが報じられるか読めないので、今日はFaOIの方をフォローしておきます。公式サイトは「こちら」。

先週金曜(3月31日)にスケーター&アーティストの追加発表がされました。坂本さん&三原さんは常連ですが、山本君はFaOI初参加。SOIに引き続いて、憧れの羽生さんとのツアー参加が叶って、本人も嬉しいかと思います。

追加アーティストは、夏川さんは「涙そうそう」で全国的知名度の持ち主。福原さん&小林さんは私はまったく知らないのですが、FaOIに抜擢されるということは、実力十分のアーティストなのでしょう。特に小林さんは神奈川県相模原市出身とのことで、私の地元から近いエリアです。相模原市って、東は町田と接していながら、西は丹沢の山中ですから、東西に長いんです。普通に考えたら、相模大野や小田急相模原の辺りのご出身なんでしょうか?

ディーン・フジオカさんと言えば、NHK朝ドラ「あさが来た」や大河「青天を衝け」の五代友厚役のインパクトが強烈で、「ディーンさんって歌うんだ?」という知識の乏しさなので、非常に楽しみです。

羽生さんが誰とコラボするかが気になりますが、必ずしも「キャリア的に一番長い方」とコラボするわけではないのが、FaOIの面白い所です。昨年は前半こそスガシカオさんとの共演でしたが、後半はみやかわくんでしたから、まったく読めません。なんか、ディーンさんは織田君とコラボしそうな気がしないでもないですが・・・。

メタルジョギング・チャレンジは156日目。SOUNDGARDENの『Badmotorfinger』(1991年10月)です。私がヘヴィメタル・ハードロックの「沼」にハマったのは90年代中頃だったのですが、当時メタルというのは、人気・売り上げの面で「どん底状態」でした。というのも、アメリカ西海岸、特にシアトル出身のロックバンド、NIRVANA、PEARL JAM、ALICE IN CHAINS、そしてこのSOUNDGARDENなどの音楽が流行のど真ん中にあって、その影響によって、80年代にはこの世の春を謳歌していたメタルバンドたちが、プライドをかなぐり捨てて、シアトル系の音楽に「転向」していったんですね。「メタルはダサい」「メタルは古い」というレッテル貼りが横行したのが、90年代の特に前半でした。

そうなると、古参のメタルファンたちは、シアトルのバンドをまともに聴きもしないのに「敵認定」する状態となります。当時の状況を私もよく覚えています。私が大学に入学した頃、NIRVANAのファンはいっぱいいましたが、彼らはヘヴィメタルを知らない。もちろん私も、少ない小遣いをやりくりしながらメタルのCDを買い揃えていたので、シアトルのバンドまでチェックする余裕は無かったですね。そこから20年近く経った令和のいま、定額のストリーミングサービスが当たり前になると、「小遣い」を気にしなくてもあらゆる音楽を先入観無しにチェックすることができる。本当に良い時代になりました。もし、私の学生時代にこのようなサービスがあったら、ひたすら音楽だけを聴く生活だったはずです。

前置きが長くなりましたが、1967年のジミ・ヘンドリックスから約1年近くかけて1991年の音楽まで歩いてくると、Soundgardenの音楽って非常に興味深いんです。「メタルを過去の物にしたバンド」と言われるこのSoundgardenの音楽性が、実は、1970年代の「メタルの古典」たるBlack SabbathやLed Zeppelinへのリスペクトが感じられる内容で、「70年代に先祖返りした音楽が、90年代には新しい音楽とされる」という「流行のリバイバル」現象を感じます。例えば、メンズファッションでも、男性のスラックスの太さにおいて、スキニージーンズが流行った時代、くるぶしを出すアンクルパンツが流行った時代、そして今ではワイドパンツ全盛時代ですけど、「スキニーなんてダサいよ!」と叩く人もいれば、「いや、スキニーこそが正義!」と拘る人もいるはずで、結局それと同じことやってるんですよね。私はもう、ワイドパンツとニューバランスの組み合わせが快適すぎて、高島涼さんのインスタなんかもよく見ていますが、でもいずれ流行は「戻って」いくんだろうなと思っています。別に過去のものを「叩く」必要なんてなくて、いまはいま旬のものを楽しめばいいだけですね。

Soungardenの音楽に戻ると、1曲目の「Rusty Cage」は実にカッコいい。「コレ、そんなにメタルファンから敵視される音楽?」ってぐらい、疾走感もあるし、クリス・コーネルのヴォーカルも声量豊かでパワーもある。ただ、2:40あたりから急に超スローで激重な「牛歩戦術」的フレーズに切り替わるので、「ああ、これか」という気づきを与えてくれます。Soundgardenは次作の『Superunknown』(1994年)で全米1位を獲得するんですが、こーいった重さ重視の曲調を推し進めていくので、そんな音楽が売れまくっている状況が当時のメタルファン的には気に食わないってことだったのでしょう。2曲目の「Outshined」も、まさにこの「重さ重視」の一曲。でも、前述の通り、これは70年代前半のBlack Sabbathそのものなので、やっぱりリスナー側の見識の広さ・深さって大事だなと痛感します。

他にも、4曲目の「Jesus Christ Pose」は彼らの楽曲の中でもトップクラスで人気の高い一曲ですし、個人的には6曲目の「Somewhere」が一押しです。独特のヒネリの効いたメロディとギターの絡み合いが面白くて大好きです。

と言う感じで、メタルと敵対関係にあったシアトルのバンドであっても、90年代の音楽って私にとって最も思い入れのある特別な存在です。「やっと俺の時代が来た!」という感じですよ。

では、また明日!

Jun


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