比べてしまうと色々と物足りないけど・・・。「応援ブック 18-19シーズン開幕号」

比べてしまうと色々と物足りないけど・・・。「応援ブック 18-19シーズン開幕号」

2018年9月29日発売。定価「1,000円+税」。

この「応援ブック」がこれまで回収やら発売中止になることは無かったのですが、アマゾンから本号の商品情報は消えております。ところが、「フィギュアスケートニュース」とは違って、「楽天ブックス」では「在庫あり」と表示されており。「honto」でも「ニュース」と比べて取り扱っている書店は多い印象です。

以下、中身について見ていきます。

表紙、奥付、裏表紙については上記画像の通り。表2・表3にはオータムの会場入りする羽生君のショット。とくに表3には頼れるボディガードのボブも写り込んでいます。

(1)オータム公式練習(3~17頁)→白黄代表ジャージとUAウェアでの練習の様子。見出しポップやテキストが入る、いわゆる「応援ブックスタイル」は健在で、「通信スタイル」のような「ほぼ写真のみ」というレイアウトではありません。この点が気になる方はご注意を。画質は若干粗めです。

(2)2008年オリンピック連覇への道(18~27頁)→ここでいきなり、平昌五輪が入ります。バラ1、SEIMEI、蛍光オレンジの五輪代表ウェア。特筆すべき点はありません。

(3)新ルール考察(28~29頁)→平昌SEIMEIのクワド連続写真などを掲載しつつルールの変更点をテキストにて説明。

(4)18-19シーズンSP・FS使用曲・演技構成を見る(30~33頁)→羽生君の新プロの楽曲・構成を解説。オータムのショット(囲み取材・Otonal・Origin)も掲載。

(5)オータムSP(34~45頁)→オータムのOtonalです。全体的に上半身のショットが多めで、やはり画質は粗め。一枚一枚の質がさほど高くないので、もうちょっとボリュームがほしかったですね。

(6)オータム会場紹介(46~47頁)→このアクリル板はけっこう高さがあるなぁ・・・と現地組は大変だったことがよく分かるリンク写真です。

(7)オータムFS(48~71頁)→オータムのOriginです。Otonalのほぼ倍のボリュームです。大きめの写真が多く、「ニュース」を買えない方には、この部分を楽しみにしていただきたいです。多少写真の質にケチがついても、ポップがあろうと、これぐらいの量が確保されていると、アングルの数も豊富で満足度は高くなりますね。

(8)有力選手に迫る&ポスト羽生世代(72~77頁)→二つの企画を分けている体裁になっていますが、宇野選手1ページ、友野君1ページ。須本君2ページ、山本君2ページ。まさか、ここでの写真配分が関係者の逆鱗に触れたとか?

(9)表彰式・GPシリーズ日程・追悼デニス・テン(78~81頁)→表彰式で2ページ、GP日程表(1ページ)の下にオータム囲み取材ショット。「ニュース」には表彰式のいい写真がたくさんありましたが、本誌ではわずか2ページに押し込めてしまっているのは残念です。

以上、「ニュース」と比べてみると、けっこう違いがあることに気づきます。Otonalがやや手薄であること。表彰式のショットが足りないこと。この2点は不満が残ります。ただ、Originのショットはある程度揃っているので、どうしても「ニュース」購入のメドが立たない方は、とりあえずOrigin目当てなら本書を購入するメリットはあると思います。

では、また明日!

Jun

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コメント

  1. ととちゃん より:

    応援ブック、確かにいい写真もあるんですけど、編集の仕方が謎でした。

    公式練習写真と本番の間に平昌があって、
    開幕号の趣旨から外れているような…。
    オータムの写真を集め切れなかった印象を受けました。

    申し訳程度に載せた宇野選手始め、他選手はみんな昨シーズンの写真である点が問題なのか、 junさんが仰るように配分の問題なのか…。次に出るメモリアルなどの取り扱い次第で明らかになるのでしょうか。
    キス&クライの内容も大いに気になるところです。

    • Jun より:

      ととちゃん さま

      「なぜここに平昌五輪が?」と、本書を購入したゆづファンが100いたら、そのうち95人は疑問に感じるはずです。ただ、「あえてニュース(通信)のスタイルとは違うものにする」という意図は編集サイドにありそうです。ファンにとっては、そんな工夫はまったくもって嬉しくないんですけどね(苦笑)。

      かりにカンゼンやインロックの雑誌がいつもの内容で発売が実現したとしたら、このブログを以前からご存知の方はもしかしてピンと来るかもしれないですが、羽生君の某写真集(YUZURU2ではありません)の発売の前か後か、という部分も関係しているかもしれません。あくまでも、私の想像ですけども。

  2. マリィ より:

    こんにちは
    昨日は慰めて下さってありがとうございました。
    高値でニュースが出品されたりしてますけど他にも欲しいものもありますしねぇ(記念切手とか)
    応援ブックも注文したはいいけど、入荷が金曜日という事でそれまでまた出版中止とか心配なので楽天でも注文してしまいました。
    それも中止にならないといいですけど。
    アマゾンは出てきませんね。
    応援ブックはこの前の号はどこの書店でも並んでますね。
    今週はニュースに振り回されてため息ものです。
    あとはmemorialやfigure skatersもおすすめですか?
    一応memorialだけでも予約中です。

    とりあえずニュースの件、羽生くんサイドからってツイッターやってる友人がつぶやき出てたよって言ってたので、それはないんじゃない?って誤解を解いておきました。
    記者の方とかを大切にする羽生くんがそんな事するわけないですよね。

    • Jun より:

      マリィさま

      オークションサイトではけっこうな数が出ていて、現時点でもそこそこ手が出やすい価格のものもありますね。だから、しばらく待っているともっと値段は下がると思います。

      MemorialとFigure Skatersなら、個人的には後者がオススメです。前者はやや無機質なレイアウトというか、連続写真的なものも数多く収録されていて、エンタメ要素は乏しいかもしれません。

      ところで、いわゆる「羽生サイド論」を一撃で粉砕するとすれば、

       「羽生君は(たとえ自分の利益にならないことであっても)ファンが悲しむことを容認するわけがない」

      という一言で十分ですね。通信があんなことになってみんなが悲しみにくれました。あの件に関わった勢力の卑劣さを呪いました。当然、彼が知らないわけがないですからね。