柔道・濵田尚里選手の衝撃!

柔道・濵田尚里選手の衝撃!

今日で東京五輪も折り返しぐらいでしょうか?日本選手が様々な競技で活躍していますが、個人的に衝撃を受けた選手が二人いまして、一人は、女子柔道78キロ級で金メダルを獲得した濵田尚里選手。

そして、もう一人は、陸上男子3000m障害で、予選を全体2位で通過した三浦龍司選手。ケニア・エチオピアのアフリカ勢が勝って当たり前の種目でありながら、余力を残してトップ争いをしていたので、日本人としては異次元レベルとしか言いようがないです。しかも、まだ19歳。3000m障害の決勝は8月2日なので、三浦選手については、後日改めて触れたいと思っています。

遅咲きの女王・浜田尚里 無名の存在から『最恐の寝技師』への転機」(西日本スポーツ)

さて、濵田選手については、NHKのハイライト動画は埋め込みができないので、「こちら」から飛んでください。柔道での金メダルは、マスコミ的には、阿部兄妹や、大野将平選手の連覇がよく取り上げられていますが、今大会の日本勢の中で「勝ちっぷりのヤバさ」で言うと、ぶっちぎりで濵田選手の試合ですね。

初戦 2分32秒 一本勝ち(横四方固め) ×ベアタ・パチュト(POL)
準々決勝 2分38秒 一本勝ち(送り襟締め) ×アレクサンドラ・バビンツェワ(ROC)
準決勝 1分23秒 一本勝ち(腕ひしぎ十字固め) ×アナマリア・ワグナー(GER)
決勝 1分9秒 一本勝ち(崩れ上四方固め) ×マドレーヌ・マロンガ(FRA)

寝技でオール1本勝ち

合計タイム7分42秒

このように4試合戦って、合計8分かかっていないのです。もちろん1試合たりとも延長戦(ゴールデンスコア)に突入していません。こんなに強い人が、30歳で五輪初出場なんてどういうこと?と私も驚いています。

そして、あの口の悪い5ちゃんねるでも、絶賛の声多数。

・この人は知らなかったけど淡々とこなして侍みたいで格好良かった。今大会1番好きな選手だわ。全部終わってからの初めての笑顔が最高だった

このスタイルでいけば38までいけるから後2個は金取れる

・巴投げも審判のコールも気にせずそのまま絞め落としたな。準々と準決の二人、途中から怯えてたもん。押し倒して顔の上に膝から飛び乗ったり。場外から中に引きずり入れたりやりたい放題

・格闘技好きな層には刺さったと思うな。皆対策して警戒MAX状態なのにアレとか一人だけ別次元だった

・この人の動きゾワゾワする。井上尚弥の試合見てる時と同じような恐怖感ある

・準決勝なんか腕を引っ張られたらあっという間に腕ひしぎ十字固めだもんな。ヨーロッパからは「あいつ軍人だろ、もう出すな」と言われるかも

・素人ながら柔道観が変わったわ。今までこんなに寝技・関節技で圧倒的だった選手いたかな。安定感が凄すぎ。日本の柔道は綺麗な立ち技が理想なんだろうが、国際大会やオリンピックは寝技・関節技の方が勝てるんじゃね。濱田選手のあまりの強さに感動したわ

女子スポーツ見てこんな楽しいというか高揚させてくれる気分にしてくれる選手はこの人が初めてだわ。だいたい、男子よりスピードパワーが劣っているもんでしょう。でも全然そんなの感じさせない。むしろ、男子より質が上の柔道

こちらは、五輪前の彼女の「寝技集」をまとめたもの。よく、「かけ逃げ」と言って、技を無理やりにかけて崩れた体勢のまま畳に倒れ込んで休む選手がいますが、彼女と対戦する場合、「畳に崩れたら危険!」ということなんですよね。20秒の押さえ込みだけでなく、関節を取りに行って、相手に「まいった(ギブアップ)」させている試合も多いです。

穴井さんは男子の解説を務められていましたが、大絶賛です。穴井さんは今大会の他の競技を見渡しても、スケボー解説の瀬尻稜さんぐらい注目されてもいいと思うんですよね(笑)。

団体戦のドイツ戦で、大野選手がまさかの逆転負けを喫した時に、「うそーっ!」と思わず声を出していたので、「穴井www」「解説www」とか実況されてましたからね。

自衛隊体育学校に所属する濵田選手は、これで1等陸尉からの昇進は確実でしょう。金メダル、おめでとうございます!

では、また明日!

Jun


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