さすが、SNSもソースの「東スポ」さん。ウルフ選手の中2時代の作文は、これ、「けっこう話題」になっていたんですよ。
今、僕がここに書いていることを、2019年の夏にも同じように思い、感じていたら、それは僕がこれからの10年を精一杯生きてきた証だと思う。
最初の一行目から、読み手をこんなにグイっと引き込む文章って、なかなか書けるもんじゃありません。明確なテーマと、それを伝えようという強い意志が無いと書けません。
私が知る限り、東スポが取り上げる前に、「【柔道】柔道金メダルのウルフ・アロンは東京・葛飾区生まれ 「英語はしゃべれません」」というスレッドにこの作文の画像が貼られたんですが、例のごとく口の悪い5ちゃんでも、リプライがいっぱいついていました。
・読書家の書く作文だな。本も読まず漫然と過ごしていると大人でもこのレベルの作文は出来ない
・日本柔道を深く愛し、その未来を憂い、自分が必ず貢献するという固い決意。これで中二とは恐ろしいほどの完成度
・この日本の柔道への愛が金メダルに繋がるってだけで泣ける
・こんな文章が書けるんなら、英語がしゃべれなくても大丈夫だな
・素晴らしい。これを書いたアロンくんに「あなたの10年は報われる」と伝えたい
・なんだこりゃ。こんなん出自なんかどうでもよくなる立派な決意。こりゃ、柔道家ですわ
ちなみに、ウルフ選手が「インスタ」にこの作文の画像を貼ってくれたのは、2020年3月1日とありますね。その時のハッシュタグも面白い。
#明日のTOKYO作文コンクール
#文一出身者は知ってるはず
#優秀賞をとって
#図書カード15000円分もらった笑
図書カード、かわいいですね。彼のwikipediaも面白いエピソードが紹介されているんですよ。
柔道は6歳の時に講道館にある春日柔道クラブで始めた。最初の練習に行った時に指導者の向井幹博に面白かったかと聞かれると、実際は面白くなかったのに気を使って面白いと言ってしまったために柔道を続けることになってしまった。
柔道日本代表は井上康生監督の「退任」が発表されましたが、彼の指導方針を踏襲する優秀な参謀はいるはずですし、パリまで3年しかないですから、今回代表に選ばれなかった選手たちも奮起して頑張ることでしょう。次の五輪も、柔道は楽しみにしています。
では、また明日!
Jun