「FRaU 2023年11月号」感想

「FRaU 2023年11月号」感想

2023年9月28日発売。定価「1,000円」。本誌のWeb連載企画についても、これまで3度に渡ってレビューしていますので、以下、ご参照ください(第1回第2回第3回)。

本誌は、私の中では「女性ファッション誌」という認識だったので、ガシっズシっと重くてデカい雑誌かと思いきや、実物は、持ちやすく、紙質もよく、表紙の「ピンク~パープルの枠」の部分だけザラっとした質感になっていて、オシャレな作りです。矢口さんが「すごく気に入っている」とおっしゃっているのも納得です。

で、羽生さんの記事は「計6ページ」です。高木さんのテキストはプロ転向後の羽生さんの活動をスパっと簡潔にまとめた内容です。一連の「FRaU」の情報発信は、かつての「Web記事は新聞・雑誌と同じ内容」というスタイルではなく、「ELLE Japan」のように「Webと本誌が補完し合うもの」という方向性にシフトしているような気がします。その方がWebのアクセスも増えるし、XでのRPも増えるし、雑誌も売れるんでしょうね。

矢口さんの写真は、プロローグ、notte、SOI、FaOIからの写真とともに、SharePracticeの個別取材時の写真(白ジャージー姿でニンマリ笑顔のショット)も収録されていて、これがなかなかインパクトあります。そして、ネットの画像で目にするよりも、やっぱり美しさが段違いですよ。そもそも報知時代はあのスポーツ新聞の紙面でしたし、2冊の写真集の出来ももちろん素晴らしかったですが、やはり定期的に「本・雑誌」で見たいですよね。

でも、矢口さんと言えば、notteのすごい写真集が出ますから、がぜん楽しみになりました。「公式神カメラマンたちの写真集」ですから、バックヤードや練習時の写真もかなり盛り込まれるのでは?と期待しています。

では、また明日!

Jun


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