写真は、「東スポ」さんの記事からお借りしました。ママコチャはあのソダシの全妹（母と父を同じくする妹）で、デビューは2021年6月だったんですが、お姉ちゃんのように白毛ではないし、GⅠレース出場に至っていなかったので、私もそこまでフォローしていなかったんです。
しかし、ソダシに騎乗する川田将雅ジョッキーが、今回のレースから妹のママコチャにも騎乗することとなり、しかも初のGⅠレース。正直どうかな・・・と思っていたんですけど、まるでお姉さんの桜花賞の時のレースのような粘り強い走りでした。ただ、川田さん曰く、「姉妹まったく違うタイプの馬」とのことで、そこは興味深かったです。
「白毛のアイドル・ソダシが電撃引退 全妹ママコチャのGⅠ勝ちが契機に」（サンスポ 2023.10.1）
そしてレース後の夜、残念なニュースが飛び込んできました。今年6月の安田記念からソダシの動向がまったく伝わってこなかったので、怪我をしているか、あるいはそのまま引退・・・？という予感はあったんですよね。正直、これ以上GⅠレースに出ても勝てる感じは無いし、とはいえクラスを落として無理をさせるのもどうかな？とは、誰もが思っていたことでしょう。
◆須貝尚介調教師「今日、ちょうど妹のママコチャがＧＩを勝ったことで、金子オーナーから『ちょうどいいタイミングでバトンを渡せるんじゃないか』というお話がありました。ソダシは本当にファンの皆さんに愛されてきたと思います。白毛として、次々と歴史的快挙を成し遂げてくれました。世界的にも注目される存在になり、本当によく頑張ってくれました。妹のママコチャにいい形で引き継げると思いますし、今後はお母さんとして、また新しい伝説を作ってくれればと願っています。ソダシを預けてくれた金子オーナー、応援して頂いたファンの方、そしてソダシに本当に感謝しています」
白毛でGⅠレースを3勝という快挙を成し遂げたので、もう十分がんばりました。私が競馬に本格的に関心を持ったきっかけはソダシで、NHKの日曜夜7時のニュースで桜花賞の映像が流れて、白馬でこんなに強い馬がいるのか！と衝撃を受けましたから。
私にとって、「推しの馬」の引退って初めての経験ですけど、悲しい・惜しいという感情はまったく無いですね。これからは、繁殖牡馬として大事な仕事が待っています。ひとまず、ソダシお疲れ様！と言いたいですよ。
では、また明日！
Jun
