LMEYと懐かしい写真の詰め合わせは、報知です。見開き2面ぶち抜きなので、なかなかの迫力です。
この報知を買った人は、きっと私と同じく、この2枚の写真を凝視したはずですが、「お姉ちゃんと」というキャプションがかわいいじゃないですか!
テキストは高木恵記者が執筆されていて、こんな言葉を添えています。
愛するスケートと共に生きてきた。世界で成功者がいないクワッドアクセル(4回転半ジャンプ)の完成へ、全身全霊をささげる日々を送る。理想のスケートを追い求める姿は「求道者」と呼ぶにふさわしい。
・・・見る者の心を動かす滑りは不変。今はただ、元気な姿で競技会のリンクに戻ってくる時を、待つ。27歳の羽生結弦が夢をかなえる時を、待つ。
五輪だとか、全日本といったワードを使わずに、ただ「待つ」と2回繰り返す所に、長年羽生さんを取材してきた彼女の思いが、その行間から伝わってきますね。
こちらはスポニチです。当然ながら、小海途神のクレジットがあります。テキストも短文のものが添えられています。
勝負のリンクへの帰還は、いつか。心身との対話の先に、答えは導かれる。闘い続ける27歳。コンディションが整い、4回転半の夢に挑める「いつか」を、世界は待っている。
記者の署名こそ無いものの、事情をよく分かっている人によるものだと分かります。もはや羽生さんは、「誰かと戦う」のではなく、「自分との闘い」なんですよね。
両紙ともに、写真でゆづファンを「釣ろう」という軽薄な部分は皆無で、口調は冷静ながら、熱い思いを秘めていて、私たちと思う所は一緒という感じがします。買って良かったな・・・としみじみ思いました。
では、また明日!
Jun
コメント
おはようございます。
この2紙はやはり違いますよね?高木さんのツイも良かった。みんな良かったですが笑笑
尊敬しているプルさんといいこの前まで考えられないSNSの時代になって世界が動くという時代に私も少しは参加できて楽しかったです。声も聞こえない結弦くんだからそれがまたいいですよね?
反面やはり紙面というのも大事でスポニチさんとスポーツ報知は有り難いです。日刊は木下さんの記事で日野くんのことが書かれてましたね。あのNHK杯でホテルで3人でオリンピック行こうと話してたなんて初めて知りました。普通のことが出来て良かったなあと思った次第です。とてもいい記事でした。
Senninさま
ここまで誕生日が話題になる人って、芸能人でもちょっと想像できません。アスリートや文化人などの「著名な若手」という括りでも、大谷選手や藤井竜王だって、こんなに騒がれないですよ。しかも、日本に負けず劣らず、中国やロシア・ヨーロッパからの熱気の凄さを感じます。
ニッカンの日野君の記事は、日野君のコメントしか見ていないので、しっかり読んでみます。情報、ありがとうございました。
こんにちは 更新ありがとうございます。
なんで羽生結弦選手だけがこういう扱いなんだ、という雑音界隈もありますけど、東日本大震災、そこから「立ち上がる」象徴だからですよ。
自ら象徴的な立場を選択したときに重すぎるのではないか、彼の自由や気楽な気分が制限されるのではないかと心配したんですけどそうじゃなかった。
その立場と共に成長している。
マスコミもそれを理解しているんです。
ただのおばちゃんにもわかることをわかってないのは愚か者だけ。もしくは嫉妬ですかねえ(笑)
みつばちさま
その「界隈」も、そもそも張り合おうとする根性が、どんだけ身の程知らずなのかとw
環境にしろ、プログラムにしろ、そして採点の諸々でいろんなお膳立てをされてる選手たちとは、スケートに懸ける志が違う。
羽生さんは、正真正銘の本物だから、世界中から愛されているんですよね。
五輪とかタイトルとかスコアというものではなく、羽生さんの健康を祈り、そしていつか彼のスケートを見られる日を世界が待っている。そんな純粋な気持ちに溢れているように思います。