黒柳徹子さんのお話を聞いていると、人生の大先輩がこんなに元気なんだから、私も「腰が痛ぇ!」とかいつまでも言ってないで、もっと前向きに生きなきゃ!と、不思議と元気をもらえます。
これはN杯直前に故障する前のやり取りだと思いますが、いま辛い時期だからこそ、ここでいただいた声が羽生さんの力になっていることでしょう。
そういえば、「寝れば忘れる」という考え方に対して、これまでの私は「寝たいときに寝られたら、どれだけラクか!」と思っていました。でも、「寝るための努力」って実は大事ということに、最近になって気づきました。
スマホのアラームを設定したら、ベッドから遠く離れた場所に置き、そもそもスマホだけでなく、寝床から時間を確認できないようにする。そうして真っ暗にして横になれば、寝つけないようでいて、いつの間にか意識が落ちて、ある程度眠れるということが分かってきました。「なかなか眠れない→時計を見て焦る→さらに眠れない」という悪循環が、どうもいけないようです。これは、自室で一人で眠れる環境の方限定ですが、ぜひ試してみてください。
元国際審判員でフィギュア界の〝生き字引〟と言われる杉田秀男氏は「ボーカルが入った曲が非常に難しいんです」と実情を明かす。
・・・「曲の解釈」はスケーターが音楽のニュアンスに合った表現をできているか否か?が基準になるが、杉田氏は「ボーカル曲で困るのは日本語以外の歌詞の時です。本来は歌詞をちゃんと理解した上で審査しないといけませんが、ロシア語などは歌詞の理解が困難。ジャッジの時はできるだけ事前に曲を調べていましたが、やはり限界がありましたね」と打ち明ける。
杉田氏は「僕が日本代表監督だった時は公式練習で審判員に説明したり、アピールしていました」というが、すべての審判員が選手の曲を完璧に理解するのは至難の業だ。
いくら東スポさんとはいえ、基本的に「かなだい通信」はいつもスルーなんですけど、これは興味深い内容でした。杉田さんが監督をされていたのは、いつだろう・・・と、wikiを調べてみたんですが、はっきりとは分かりませんでした。ただ、おそらく、ジャッジを引退された2005年以降かなと想像します。
この記事の中では、例のPCSを3項目にせよというロシア案について触れられてはいませんが、いずれにしても、いまのグダグダなPCSの採点が、「外国語の歌詞の理解」なんていう豊かな教養を要するレベルで行われているとは到底思えないし、いまの日本スケ連関係者もそんな「アピール」の必要性なんてこれっぽっちも感じていないでしょう。
技術的な判定は、「カメラを増やして、最終的にはAIで!」というのが理想ではありますが、こういう話を聞くと、PCSをいまの劣化したジャッジに引き続き任せるのもどうなの?と、ますます暗い気持ちになりますね。
では、また明日!
Jun