昨年11月から始まった3会場・計6公演、羽生さんがすべて無事に完走できて何よりです。改めて、お疲れ様でした。私はさいたまの2日間を現地で観ましたが、あの11月の2公演直後というのは、まだゲーム界隈の方々からの知見も乏しく、このショーの意味を正確に理解するのが難しかった記憶があります。
岩がドコドコ落ちてくるステージを一人で疾走する羽生さんを、「これって、競技者時代の無理ゲーのこと?」といった解釈を私もしました。羽生さんがさいたま2日目のアンコール時に、「自分のことではない。架空のお話」と、そのような解釈を否定していたのも、いま思えば懐かしい話です。
その後、「Undertale」あるいは「エストポリス伝記2」の有識者からの感想が加わることで、ぐっと厚みを増した議論となり、最終的にはクリエーターのトビー氏まで現地に招待されることとなりました。
今思うと、年を跨いでの「3ヶ月間」という、わりとゆったりとしたスケジュール設定がプラスに働いた気がします。11月・12月だけで完結しようとしたらトビーさんは来れなかったかもしれませんし、さらに言うと、あくまでも私の想像ですが、さいたま→佐賀と盛り上がっていって、最終公演地がアクセスの便利な横浜となったことで、多忙な黒柳徹子さんや藤井フミヤさん、糸井重里さんもスケジュール調整が可能だったのかもしれません。
羽生さんも特に怪我無く完走できましたし、「Ice Story 3rd」も、この11月~2月の3会場・6公演という形式を踏襲するような気がします。佐賀のあの盛り上がりを思い返すと、また1月に地方公演を挟んでほしいですよね。再びチケットが当たるように、私も日々善行を積むことを心掛けたいと思っています。
では、また明日!
Jun