バヴァリアンオープン(女子)感想

バヴァリアンオープン(女子)感想

リザルトは「こちら」。フィギュアスケート速報さんは「こちら」で。

宮原さんSP。67.79の2位。URを取られた冒頭の3Lz-3Tですが、ファーストのルッツから軸が傾いて勢いを無くしてしまっていて、コンボの両ジャンプとも回転不足を取られていてもおかしくなかったかなと。良い時と比べると余裕がなかったですね。その後の2つのジャンプは良かったです。特に3Loはキレイでした。

宮原さんのPCSに7点台をつけたJ1(スイス)、J2(イスラエル)とJ5(ベルギー)については、SkatingScores.comで検索をかけてみると、J1だけはヒットしました。このスイスジャッジ、2017年の欧州選手権の男子シングルにジャッジとして入っていて、ハビのフリーのPCSに88.50をつけるような、著しく判断能力を欠いた方なので、宮原さんも田村コーチも気にしてはいないと思います。

青木さんSP。68.43の1位。3Lz-3Loも見事でしたが、なんといっても美しかったのは、2Aと3Fですよ。高さ、幅、流れ、三拍子そろったジャンプは、まさに同門の川畑さんとよく似ていて、さすが都築組!と感心しました。

川畑さんよりも、青木さんの方が先に注目された選手ですが、怪我があったり調子を崩したりして、苦しい時期を過ごしていました。もう一年ジュニアかな・・・という気もしますが、この素晴らしい演技を起爆剤にして、ぜひ頑張ってもらいたいです。

宮原さんフリー。136.77の1位。合計204.56で優勝。うーん、知子ちゃんにしては、精彩を欠きましたね。冒頭の3SのSOも珍しいですが、ラストの3連コンボの2Loでバランスを崩して手をついてしまいました。

そもそも、3連ジャンプって最後だったっけ?と改めて調べてみると、単発の3Fの後に、この2A-2T-2Loの3連をラストに配置したのは全日本からのようです。では、その前はというと、ファイナルまでは、3F-2T-2Loを跳んで、最後に単発の2Aという構成でした。ファイナルではこの3連でミスが出たので、全日本で構成を変えたのですが、全日本ではこの両方のジャンプで減点されているので、ワールドはどうするんでしょうね・・・。

構成面で、女子シングルにおいては、紀平さんの「ミス待ち」という状況なので、宮原さんがワールドで勝つためには、ノーミスは絶対条件。 どちらの構成を選ぶにしても、 茨の道という感じはします。

青木さんフリー。114.47の2位。合計182.90で2位。3Lz-3Loをショート・フリーで2発決めるのはやはり大変で、この転倒は仕方ないと思います。

サルコウの抜けと、ループの転倒はもったいないかったですが、セカンドループのミス一本のみで留めておくと、190点台を狙える実力の持ち主であることを証明したことになります。近年、身体が重たそうな印象を受けていたのですが、ジャンプの切れといい、コンディション自体は良さそうです。

話は替わって、この火曜日、大坂なおみちゃんのコーチ変更の話もビッグニュースのはずでしたが、池江選手の病気の報道には驚きました。しかし、「治らない病気ではなくなっている」という専門家の見解も紹介されていますので、まずは治療と療養のことだけ考えてもらいたいです。

紀平さんが、空港でいきなりこの件を投げられながら、しっかり自分の言葉で受け答えしていて感心しました。本人の資質もそうですが、「親の教育とコーチの指導って大事だなぁ」と改めて感じます。

では、また明日!

Jun

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コメント

  1. みつばち より:

    更新ありがとうございます。
    「著しく判断能力を欠いた方」には爆笑しました。
    しかしこんなジャッジばかりじゃ困りますね。日本も他国のこと言えないんだった・・・

    マスコミにとってはアスリートの病気もメシの種なんでしょうか、帰国したばかりのところで愚質問。アメリカではメディア対応のレッスンをしているようですが、日本も必要かもしれないです。というか、アメリカのスポーツメディアはもう少しましかもしれません。「ちっ、うっせーな」とでも言わせたいのか、大坂なおみさんにも失礼でしたよ。

    • Jun より:

      みつばちさま

      ネットニュースで、アスリートと記者のやりとりが満遍なく報じられるようになったので「悪目立ち」している部分はありますが、酷い質問が多すぎますね。

      ザギちゃん、ハビ、大坂なおみさん、そして今回の空港での一件と、失言を引き出そうという魂胆が見え見えで、情けなくなります。しかも、いい歳したおっさん・おばさんが、10代、20代のアスリートにこういうバカな質問をしているので、中年の一人として虚無感すら覚えます。

      池江選手の病気が発表された2月12日は、藤井七段が対局をしていて、対局後スポーツ紙やテレビ局の記者は毎回必ず時事ネタ・芸能ネタ系の質問をぶっこんでくるんですが、さすがに自重したようです。ただ、16日の朝日杯で連覇するようなことになったら、100%聞くだろうと予想します。彼のことなんで、その辺りは抜かりないと思いますが。

  2. ととちゃん より:

    知子ちゃん、ジャンプ矯正中の今季は 出来にバラつきが出ても仕方ないのかも知れませんね。今回の課題を次に生かせる人なので、世界選手権でのノーミスの演技、期待しています。

    祐奈ちゃん、しばらく見ないなと思っていました。2017年夏に羽生選手が横浜のリンクでコーチをしたときに姿を見かけて 久しぶりだなぁと思った記憶があります。SP、良かったですね。もう一年ジュニアで実力をつけていって欲しいです。

    空港インタは全く見ていませんが、噂によると宇野選手の受け答えが良かったとか?意外でした。紀平さんは、しっかり対応できるアスリートなので心配ないですね。

    • Jun より:

      ととちゃん さま

      宮原さんの「ジャンプ矯正」は進行中なんでしょうが、以前あまりミスの無かったジャンプでも苦労している点は少し気がかりです。一朝一夕にはいかない、それこそ彼女の今後のフィギュアスケート人生において避けては通れないテーマなので、焦らずじっくり取り組んでほしいです。

      空港での宇野選手の受け答えは、個人的には最悪だと思いました。もとから期待してはいないですが、自分の怪我(?)と白血病を同列に語る無神経さには、呆れても言葉もないです。