藤井名人、今日も対局!(名人戦第二局2日目)

藤井名人、今日も対局!(名人戦第二局2日目)

ABEMA将棋チャンネルでの放送は「こちら」で。

挑戦者の豊島九段の注文したお昼ご飯のネーミングが、「NARITAのとなりまち ハワイ名物 ポキ重」で、じゃあ、成田から直行便のあるすべての都市にちなんだご飯もののメニューがあるんでしょうね?というツッコミはあえてしませんが、自分にはそんな発想は無いなぁ・・・とビックリでした。

本局は、先手番の豊島九段が、相掛かりから「ひねり飛車」という戦型への誘導を試みます。「ひねり飛車」というのは、居飛車党先手番の作戦として昭和時代は人気戦法だったんですが、後手側の有力な対策が開発されて、一気に廃れました。

ただ、作戦として完全にダメになったわけではなくて、愛好家の間で指し継がれてきたのですが、それを今回豊島さんが持ってきたわけです。とはいえ、「想定内の作戦」の一つだったのか、藤井名人の指し手がスムーズで、形勢は互角、持ち時間は藤井名人がやや残した状態で、1日目を終えました。

ちなみに、本局の対局会場の成田山新勝寺では、10年前の2014年にも名人戦(第四局)が開催されていました。そのシリーズは、森内俊之名人に羽生善治三冠が挑戦していて、羽生さんが4-0で名人位を奪取。羽生さんが四冠に復帰したのでした。

2014年と言えば、言わずと知れた羽生結弦さんがソチ五輪で勝った年。あれから10年・・・ゆづさんはプロスケーターとして限界を超えつづけ、羽生先生は会長職で多忙ながらも棋力を維持され、そして新たな天才棋士が「天下統一」するに至った。私たちも、健康に気をつけて頑張って長生きすることで、いいことってあるもんですねとしみじみ思います。

では、また明日!

Jun


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