王位戦第三局など

王位戦第三局など

2日目は朝から私も「水匠4」を走らせながら観戦していたんですが、70手目の後手・豊島竜王の手番で、5八銀という手を指すと、後手がいきなり大きく有利になるとAIが言ってました。ABEMA TVの将棋AIも同じ手を推奨していて、「豊島70%」ぐらいになってたんですね。朝の10時前だったでしょうか。

豊島竜王は実際は別の手を指したんですけど、かりにその5八銀を指したとしても、その後が難解で、豊島竜王にとって成算の持てない順のようでした。終局後の感想戦でもお互いに無言で読みを入れてましたが、難しすぎて検討を打ち切っていました。AIが強くなりすぎるのも困りものですね。

将棋の内容としては、藤井王位が優勢に進めて、ここまでの三局の中で一番安心して見られた対局でした。徐々に藤井王位の中で豊島竜王に対する「苦手意識」が無くなってくると、勝負としては面白くなります。

さて、王位戦の方は次の第四局は8月19・20日(佐賀県嬉野市「和多屋別荘」)なので、しばらく空きます。とはいえ、その間に豊島叡王に藤井二冠が挑戦する「叡王戦」が始まります。上のポスターにもある通り、王位戦第四局までの間に、叡王戦は三局入るんですね。

第一局は7月25日(日)午前9時から(ABEMA TV将棋チャンネルの中継は8:30から)。会場は東京の神田明神です。叡王戦は五番勝負の1日制で持ち時間は各4時間(チェスクロック)。2日制の王位戦と比べてスピーディな進行の将棋になると思いますので、楽しみです。

えー、羽生さん関連では、写真集は2冊ともに購入しました。明日、一冊レビュー予定です。

では、また明日!

Jun


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