一日遅れですが、2/14(月)のスポニチです。一面は銀メダルを獲得された高木美帆選手に譲りましたが、この「BOSS」は意外性があって面白かったです。「衣装協力・伊勢丹立川店」という所がローカルすぎて笑っちゃいましたが、私のような庶民は伊勢丹で服を買うという発想はちょっと無いですね・・・。新宿の伊勢丹の地下でお弁当とおやつを買って、副都心線に乗り込んで、全日本の現地観戦というのは何度かありますが。
セネガルご出身のスタッフさんはデカいなーと思いましたが、藤井竜王も170cmぐらいだったかと思います。
毎回フザけた写真にも見えますが、スポニチのカメラマンさんが事前準備をしっかりやって、この写真を藤井竜王にお見せするので、笑顔で撮影に臨んでくれているようですね。確かにその方が、口頭だけでアレコレ言うよりも、スムーズに撮影できることは想像できます。
「藤井聡太五冠が目指す羽生結弦と同じ”神の領域” 小林九段が断言『八冠も通過点』」(東スポ・2/14)
「彼は『将棋をいかに極められるか』ということを考えていて、結果がついてきているだけ。四冠になろうが五冠になろうが気にしていないでしょう。八冠になっても通過点にすぎないと思う。将棋をいかに神の領域まで近づけるか。人間では無理だろうといわれる未知なる領域に挑戦する。フィギュアスケートの羽生結弦さんが『4回転半を飛びたい』とか、体操の内村航平さんが挑戦し続けてきたのと同じではないでしょうか」
小林健二九段は、藤井竜王の師匠の杉本昌隆八段の「兄弟子」にあたる方なので、その意味では、まぁ身内なんですけど、杉本師匠よりもはるかにお話の上手な先生で、一時期ひるおびにお呼ばれしたこともありました。
でも、これはかなり、藤井竜王の心の中の核心部分を突いていると思います。常日頃から、「〇〇記録ですが、ご感想は?」と記者から質問されるたびに、「記録については考えないようにしている」と実際に答えてますからね。
将棋は、たとえプロの棋戦であっても、相手の大ポカによって勝つこともあるし、良い手を指してもそれをさらに上回る好手を相手に指されて負けることもあるんです。「将棋の質を上げること(棋力向上)」に努めるようにすれば、勝ち負けで将棋がブレることはない。藤井竜王が勝ち続けている理由はここかなと、改めて思いますね。
では、また明日!
Jun