北京五輪に出てくれたことの意味。

北京五輪に出てくれたことの意味。

著名人のいろんな意見をTLで見かけたり、RTしていて思ったのが、「オリンピックの影響ってやっぱり大きいな・・・」ということでした。いや、もっと厳密に言うと、「羽生さんがオリンピックに出ることの影響の大きさ」ということですね。

そもそもの話、昨年11月のN杯を怪我で欠場し、ロステレも欠場。全日本への参加もまったく不透明な状況で、私自身、こんなことを思っていました。

4Aの成功が唯一にして最大の目的であれば、全日本に出る必要なんて無いし、だから無理に全日本に出て、五輪やワールドを目指す必要もない。しっかり足を治して、来季どこかの試合で4Aを成功させればいい。それで、ステイヘルシーのまま、プロに転向してくれたらどれだけいいか・・・。

しかし、これだけ多くの人たちが、北京五輪での羽生さんのスケートを見ていて、言葉を発せずにはいられなかった。五輪3連覇は叶わず、4Aも認定はされはしたもののURがついて転倒もあった。にも関わらず、「俺の話を聞け!」ってぐらい、みんながみんな熱いんですよね。五輪を連覇して、国民栄誉賞まで受賞した「生ける伝説」が、これだけ必死にもがき苦しむ姿に、感じる所があったんだと思います。

正直、今回の大会でも予想通り採点のアレコレはあって、ファン心理からすると、「北京五輪もいいけど、あの大会のあのプログラムが名演だから、ぜひYouTubeで見て!」と言いたくなる所を、でも、一般の人たちは、オリンピックという特別な舞台での特別な一瞬に胸を打たれているのだろうから、余計なことは言わない方がいいのかな・・・という気もしています。

ところで、スノーボードの平野歩夢選手の決勝2本目のsage採点も、「あれは明らかにショーンの逆転優勝の目を残した採点っしょ?」と言われてますね。羽生さんも散々こーいうことをやられてますが、採点競技はどこもひでぇな!という思いを新たにしています。それにしても、解説者の「There’s no way!(ありえない)」の、実に生き生きとした使用例ですね。

かと言って、完全実力勝負の将棋では、「藤井竜王の執念の一手!」「AI超えの異次元の寄せ!」と言われても、ほぼ大多数の日本人には理解できないはずで、おそらくタイトル八冠完全制覇を達成する頃も変わらないでしょう。

そう考えると、フィギュアスケートって、採点だったり諸々欠陥だらけだけど、なんだかんだで、感動がストレートに伝わっていいものですね!

もし羽生さんが現役続行するのであれば(会見を聞いた限り、大丈夫そうですが)、引き続き彼の出場する試合はフォローして、全力で応援するつもりです。もちろん、プロに転向してもブログは続けますよ!

では、また明日!

Jun


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