ABEMA将棋チャンネルでの放送は「こちら」。両者の対戦成績は、藤井竜王から見て「3勝0敗」です。
藤井聡太さんの八冠全冠達成後、初の対局です。もともと、「記録」「数字」を意識しない人ではあるんですが、しばらくはその種の質問を記者からされないことを考えれば、今まで以上に盤上に集中して、良い将棋を指してくれる期待感があります。
第一局は先手番の伊藤七段の作戦を藤井竜王が受けて立つ展開でしたが、竜王は1日目の段階から将棋の形勢・持ち時間ともにほぼ互角で並走して、2日目に一気に引き離しての圧勝でした。本局、藤井竜王の先手番のため、竜王得意の「角換わり」になると思いますが、もし連勝することになれば、「ストレート防衛」の可能性も出てくるかもしれません。伊藤七段としては踏ん張り所でしょう。
本局の対局場は、京都の仁和寺です。竜王戦の会場としては恒例になっていて、さすが世界遺産だけあって、あの広大な敷地と対局室の「格調高さ」においては、他の会場の追随を許さない豪華さです。一方、将棋めしはけっこう渋くて、去年の「ゆば対決」なんかは、こーいうので若い人はパワーでるのかな?と心配になりましたね。親を連れて旅行に行く場合だと、喜ばれそうです。
すでに「写真」がアップされていますが、今年境内にできたという「仁和寺カフェ」にて両対局者は抹茶フラペチーノを堪能。同世代なので、いつも以上にリラックスした雰囲気が伝わってきます。月曜日は現地は暑かったみたいですが、ここ数日グッと寒くなっているので、体調に気をつけてもらいたいです。
では、また明日!
Jun