ABEMA将棋チャンネルでの放送は「こちら」で。両者の対戦成績は、永瀬王座から見て「11勝10敗2持将棋」。
第一局は豊島九段の快勝。第二局も豊島さんが終盤までうまく攻めていたはずなんですが、最後の最後で誤算があったのか、永瀬王座に千日手に逃げられて指し直し。指し直し局は永瀬王座が快勝と、いよいよタイトルの行方が分からなくなってきました。
第二局目以降の両者の公式戦の成績は、永瀬さんは糸谷哲郎八段に勝利。豊島さんは稲葉陽八段との二度の対局があって、1勝1敗。ともにA級在籍のトップ棋士を相手に勝っており、状態は悪くありません。
第三局の先手番は永瀬さんなので、永瀬さんが攻勢を取ると思われますが、作戦家の豊島さんは「後手番用の対応策」もしっかり準備しているはずで、まぁ、やってみないと分からないでしょう。
対局会場は「ウェスティン都ホテル京都」で、王座戦では一昨年以来の開催。公式HPを見ていると、「こんな良いホテルじゃなくても、そろそろ旅行行きたいよなー」と思っていると、こちらのホテルには「別館」があるんですね。和の空間で、いかにも将棋の対局にふさわしい佇まいです。ただ、将棋のタイトル戦って対局室だけあれば良いんじゃなくて、立会人や観戦記者の皆さんが待機できる場所・設備も必要。やはり開催実績のある本館の方が安心感があるのでしょう。お値段見たら、まぁ京都だし、やっぱりそれぐらいしますよね、という所です。
コロナ前って、京都のホテルってほとんど取れなくて、かりに行くにしても大阪で宿取らないと無理では？という印象だったんですが、今はどうなんですかね。徐々に入国緩和の流れになっていますから、また以前の賑わいになると良いですね。商売されている方は本当に大変ですから。
では、また明日！
Jun
