当地ゆかりの平安末期の武将・源為朝に扮して「うなぎ」と記された的を射るポーズをつくった。今年度成績を38勝6敗、勝率.864とし、視界に入ってきた歴代最高勝率.855の更新へ無心で臨むことを強調した。
・・・今回の撮影は、上峰町にある鎮西山を拠点に平安末期、15歳で九州を平定したという源為朝に扮して名産の養殖ウナギを射るというもの。周囲を驚かせたのが「為朝は弓が強かったと聞きました」との独白だった。将棋にも通じる予習復習の確かさが垣間見えた。
「弓を引くのが結構硬くて腕がプルプルしました。為朝もあんな弓を引いたのかもしれませんね」
昨日の私の見解を1日で裏切る、仮装モノの「復活」でした。よろいは10キロあるそうです。私もビックリしたのが、藤井王将が源為朝を知っていて、しかも「弓が強かった」ということも承知していたこと。上峰町での対局は3度目なので、現地を案内した関係者の説明か、あるいは訪問地の展示等で記憶していたのかもしれません。
地元の名産物を「勝負めし・スイーツ」では必ずオーダーし、現地ゆかりの事象のリサーチも怠らない。あれだけの挨拶の場数をこなしているので、この辺りも意識しているのでしょうね。
第一人者の責任感というものが言動・行動からはっきり見て取れる。将棋が強ければそれでいい、という脳筋発想でこの方は生きていません。将棋の内容だけでなく、挨拶・振る舞い等も隙が無くなってきていて、つねに謙虚に学び続ける21歳の天才なのでした。
「notte 2014」のライブビューイングですが、同行者と相談して、9日(土)でプレリクエストの申込をしました。都心じゃないので、ハズれることは無いでしょう。楽しみです!
では、また明日!
Jun