王位戦第四局など

王位戦第四局など

谷川浩司九段と言えば、藤井二冠が最も尊敬し憧れる先輩棋士のひとり。「藤井聡太 谷川浩司 号泣」でググると、「こんな記事」がヒットします。

小2の頃に藤井が、号泣したエピソードがもう一つある。憧れの棋士である谷川浩司九段に指導対局してもらった時のことだ。藤井少年が劣勢となったことを気遣った谷川九段が「引き分けにしようか」と提案した瞬間、将棋盤を抱えて泣き始めた。結局、母親が抱きかかえてその場から引き離すことになったそうだ。

これはかなり有名な話です。谷川先生とまだまだ指したいのに!・・・と泣いてしまったのでしょう。かわいいですね。

wikiによると、谷川先生の「タイトル戦の最中の震災の経験」というのは、1994年1月の阪神大震災の際の王将戦のことです。神戸在住の谷川先生は、被災された直後、奥様の運転で13時間かけて大阪での米長九段との順位戦のために向かったそうです。その後、王将戦は羽生先生(羽生六冠!)の挑戦を4勝3敗のフルセットで退けます。当時、羽生先生の七冠独占の瞬間を目撃しようと大勢のマスコミが押しかけていたそうですが、谷川先生がそれを阻止しての、執念の防衛。谷川先生は、「震災がなかったら獲られていたかもしれない」と語っています。

将棋の方は、2日目のお昼過ぎまで、長い中盤戦でずっと互角の形勢でした。

今回、藤井二冠のタイムマネージメントが素晴らしかったです。これまで互角の中盤戦が長い将棋の場合、藤井二冠は、長考に次ぐ長考で自分だけ時間を浪費してしまって、最終盤でミスして逆転負けを喫することもありました。今回は、作戦家の豊島さんが用意した作戦のレールに乗って、時間を残せたというのは、本当に素晴らしい。

この第四局は、1日目が終わった段階で「封じ手」をしたのが藤井二冠だったんですが、ホテルでじっくり先の展開を考える余裕があったのかもしれません。もちろん、結果論ではありますが。

さあ、この後も、過密日程が続きます。

・8月22日(日)叡王戦第四局@愛知県名古屋市

・8月24日(火)・25日(水)王位戦第五局@徳島県徳島市

もちろん、いずれも豊島さんとの対局です。徳島には前日に現地入りしなきゃいけないので、まったく気が抜けません。将棋界でもついにコロナの感染者が出てしまいましたが、お二人には、くれぐれも体調管理に気をつけて、頑張っていただければと思います。

では、また明日!

Jun


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