


ABEMA将棋チャンネルでの放送は「こちら」。両者の対戦成績は、藤井聡太七冠から見て「5勝1敗」です。
「無料が当たり前」だったABEMAにも、ついに有料化の波が押し寄せてきました。私自身は、「ABEMAプレミアム」(月額1,080円)に加入しているのでそのまま視聴できるのですが、580円の「広告つきABEMAプレミアム」なるプランが新設されていたのは知りませんでした。この放送自体はアーカイブ化されるので、放送終了後であれば、580円プランでも最初から視聴可能。580円だと放送中の追っかけ再生が不可ということですね。ちなみに、生配信なので1,080円でもCMはバンバン入ります。まぁ、とりあえずは580円のプランで様子見でも良いような気がします。もし、1円も払いたくないのであれば、YouTubeで「叡王戦 藤井 増田」あたりで検索をかけると評価値放送を配信している人もいますので、そちらもチェックされると良いかもしれません。
ご承知のように、この叡王のタイトルは藤井さんが昨年失冠して、現叡王は伊藤匠さんです。というわけで、藤井さんはトーナメントからの参加となり、久々に将棋会館でスーツで対局し、普通に昼食を注文するということになります。新将棋会館の対局になるので、昼食のラインナップがどんな感じか、私もまったく知りません。
さて、対戦相手の増田康宏八段は、棋王戦五番勝負(2月2日開幕)で藤井棋王と戦うことが決まっており、増田八段にとって、この叡王戦は「前哨戦」という意味合いもあるかもしれません。一方、藤井七冠は八冠復帰を目指してガチで勝ちに来るのは明白。もしかすると、増田八段は「作戦を温存する」こともあるかもしれません。
両者ともに居飛車党で、相居飛車の将棋になることは確実。かつての増田さんは「AIを駆使した角換わり腰掛け銀などの最新流行型」を好んで指していたのですが、最近はそこまで流行を追わず、力戦将棋も選んでいる印象です。振り駒で先後が決まるので戦型はまったく予想できませんが、お互いに力を発揮できるような熱戦になることを期待しています。
では、また明日!
Jun
