テレ朝チャンネル2で放送されたEchoes広島2日目(1月5日)を視聴しました。印象的だった点をまとめておきます。
(1)埼玉3公演分はすでに円盤化しているんですけど、この広島2日目のマスディスを見ていて、「召喚器で頭を打ち抜く振付って曲中からあったっけ?」と、円盤の方(埼玉2日目)も確認したんですね。すると、埼玉公演の映像とスイッチングがけっこう違うんですよ。曲中でペルソナを召喚する振付はロングサイドを向いて行います。広島ではロングサイドのカメラで羽生さんを真正面から捉える映像なんですが、埼玉ではショートサイドからの映像でした。だから気づかなかったのかな・・・と。
ちなみに、もっと分かりやすい場面としては、マスディスの曲終了時に氷上に赤く照らされたロードを羽生さんが帰っていく様子を、広島では天井カメラからの映像なのに対し、埼玉ではショートサイドからの映像です。まぁ、TELASAのマルチアングルで観まくっている方には周知の事実かもしれませんが。けっこう印象が違うので、ぜひチェックしてみてください。
(2)広島2日目は、ジャンプがいまいち決まらなかっただけでなく、アンコール時の疲労困憊の様子は気になりましたね。そもそもアンコールが始まった段階で、羽生さんにしては珍しく疲労を口にしていましたが、あの呼吸の荒さは心配になりました。現地のファンがそれを察知していたとは思わないですが、そんな中で、男性ファンの野太い声援が力を与えたことは間違いないんじゃないかと。羽生さんも珍しくそこを言及していたので、「(千葉も)行くぞー!」みたいな声もマイクが拾ってましたね。千葉のチケットを当てた男性陣はぜひ次回も声出しをがんばってほしいなと思います。
(3)マスディスの話に戻ると、広島のお客さんはセットリストを把握しているので、プログラム開始前は拍手だけでなく声援も上がっていましたね。そこは、映像作品としても印象が変わってきます。もし円盤化されるとしたら、3公演のミックス作品になるのかな?とか、そんなことをふと考えました(実際にどうなるかは分かりませんよ)。音楽のライブ作品ならそのような「編集」は当たり前にあることなんですが、それだけこのEchoesは「1つのパッケージ」として成立するクオリティを備えていて、別の公演と多少入れ替えても違和感なくなるような気がします。
以上、こんな所ですかね。いやぁ、RE_PRAYの佐賀公演後じゃないですけど、羽生さんのことですから、次の千葉公演までさらにギアを上げてトレーニングを積むような気がしています(故障していないことを祈りたいですが)。
ところで、年末年始の時期には様々なスポーツイベントがあって、これが例えば、箱根駅伝の関係者にとっては「1月4日がお正月」なんでしょうけど、羽生さんは2月の千葉の後、3月にノッテがあって、たぶん4月にはEchoesの追加公演も入って、5月にFaOIがあって、6月からは次のIce Storyの準備が始まって、この期間内には断続的にいろんな取材・撮影等が入るとなると、「いつ休むんだろう?」と心配になります。まずは、疲労を抜くことに注力して、メンシプも無理しなくていいんだよ?なんて思うわけです。
では、また明日!
Jun
コメント
遅ればせながら、明けましておめでとうございます。
今年もポイントを突いたブログ期待しています。
3日の広島行けました。
家庭の都合で5日はライブビューでした。
まず、楽しかったです。
そして、ダンスの基礎から習得中のため、
ハッキリと姿勢、動き、美しさに違いがありました。
その分ジャンプに影響が出て、特にループの不調が
目立ちました。
陸上と氷上では重心と所作に違いがあるので、
まだまだ融合してないのかな。
2012年にトロントへ行った時の夏、ショーで
ジャンプが跳べなくなって、土下座した事を思い出し
ました。 あの時もスケートの矯正中のためでした。
きっと千葉では素晴らしいショーを演じて下さいますよ。
こそあどさま
こちらこそ、今年もよろしくお願いいたします。
まず、広島公演を無事に現地で楽しまれて何よりでした。
私は、埼玉と広島の映像を入念に見比べたわけじゃないですが、広島2日前の「マスディス」は振付の所作がより大きく明確になった印象で、目線や表情にも余裕がありましたし、やはり埼玉での成功経験が生きているのだなと感じましたね。
ループ不調の要因ならびに2012年の状況についても知見をご共有いただき、たいへん勉強になりました。
先ほど、khbの独占インタを見てたんですが、羽生さん自身まだまだ成長できる手ごたえを感じている様子。千葉での進化が本当に楽しみですね!