リザルトは「こちら」。フィギュアスケート速報さんは「こちら」。フィギュアスケートYouTubeさんは「こちら」で。駿君はショートの動画も上がってきたので、2本まとめて見ておきます。
また、YouTubeの動画は頻繁に削除されるので、「フィギュアスケート速報」さんの「滑走順&結果」の「演技動画」経由で、weiboで視聴されると良いと思います。
ヴィンス。フリーは「198.13」で1位。合計「295.56」で優勝。「4Lz 4F! 4Sq 4Tq /4Sq+3T 3A+1Eu+3S 3A+2T」。
4Sの「q」は2本とも正直よくわかりません。ただ、4Tの方はジャンプの高さ自体が足りないかな?という感じはします。
しかし、クワドが5本に、3Aが2本という難構成で、転倒・パンク無しで滑りきったのは凄いです。ヴィンスの次戦はNHK杯なので、これに匹敵するパフォーマンスを披露できるとしたら、羽生さんといえども際どい勝負になるかもしれません。ラストの「三三七拍子」も盛り上がることでしょう。楽しみですね!
ネイサン。フリーは「186.48」で2位。合計「269.37」で3位。「4Lo 2Lz 4F+3T 2S /3A 4T+1Eu+2F 4T+3T」。
ネットニュースでは「あのネイサンが負けた!」と大々的に報じられてはいますが、ボロボロのSPに比べれば、はるかにマシな内容だったんじゃないかと。パンクした2本のクワド以外は、いつもと大して変わらない出来だったので。
モーツァルトとこの衣装は明らかにミスマッチですが、彼のスケートとの相性はそれほど悪いとは思いません。で、例のコレオで暴れるやつは、またこれですか、と。昨シーズンもそうでしたが、シェイ振付とは信じがたいですけど、彼女もプロですから、言われた通りに作っているんでしょうね。
宇野さん。フリーは「181.61」で3位。合計「270.68」で2位。「4Lo 4S<< 4T+2T 3A /4F 4T+2T 3A+1Eu+3Fq」。
おそらく、ここ数年のパフォーマンスから見て、宇野さん本人がノーミスできるとは思っていないはずで、だからこそ、とにかくクワドで攻勢を埋めまくるというのは、戦略としては正しいと思います。そもそも、採点がきわめてイイカゲンな状況なので、「チャンス」があるかもしれないですからね。
鍵山君の躍進もあり、「北京までやれるの?」と半信半疑でしたが、このスケカナではしっかり存在感を示せていた印象です。
駿君。SPは「80.52」で5位。「4T+3T 4Lz /3A」。
今回はアクシデントもあり大変でしたが、よく頑張ったと思います。低画質の映像ですが、まずはっきり分かるのは、曲が始まってから、一音一音をしっかり捉えて、所作にメリハリがあります。姿勢もヘンな癖が無く、ピンと背筋を伸ばして美しいですし、スケーティングの一蹴りも実によく伸びる。これまで、「ジャンプは凄い」という印象を持たれていた選手ですが、「スケーター」としての風格が出てきたと思います。
4T+3Tは、セカンドの着氷は乱れましたが、4Tの方は回転の速いいつもの駿君のジャンプですね。4Lzもよく踏ん張りました。3Aは得意なジャンプのはずですが、軸がはっきり傾いて転倒。彼の実力からするともったいなかったですが、全体としてよくまとめたと思います。スコアのことは気にしなくていいでしょう。とにかく、いまは海外の試合で経験を積むことが大事です。
駿君。フリーは「166.53」で4位。合計「247.05」で4位。「4Lz 4Fe 4T+2T 4T /3A+2T 3F+1Eu+3S 3A」。
フリップで転倒はありましたが、怪我がありながらも、SP・フリーともに、4Lzと4Tはしっかり降りているので、この2種類については「跳べるジャンプ」という自信を深めたのではないかと。本来得意な3Aも、SPの借りをしっかり返しました。着実に上手くなっていますから、彼の進んでいる道は間違っていません。
駿君の次戦はフランス杯(11/19-11/21)ですが、左肩は大丈夫ですかね・・・。上半身ですから、練習が全くできないということはないはずです。なんとか間に合ってくれることを願っています。
では、また明日!
Jun
コメント
今日の駿くんのコメント本人に届いてほしいですね!私も同感です。
今週末もネイサンが出ますが6クワド上手くいくのか?個人的にはオリンピックに集中している感じに見えますが…。
Senninさま
駿君、かっこいいスケーターに成長したと思います。ジャンプ以外の部分の成長が素晴らしい!
個人的に、ネイサンはそこまで不調とは思ってなくて、五輪では普通に優勝候補だと思います。