さて、頭から少しずつ読み始めているんですが、おそらく皆さまも「おや?」と思われているはずなのが、山口真一さんの「巻頭に寄せて」のある部分です。
それは、「昨シーズンのスケカナEXでパリ散を滑ったこと」を受けて、羽生さんは19-20シーズンで現役引退するんじゃないか?と、山口さんは想像したんだそうです。
そう思ったきかっけは、昨年のスケカナを取材した後、ケロウナの空港でファンの方から、「2013年にスケカナに初出場した時のSPがパリ散だった」と指摘を受けて、「ひょっとして?」と思われたとのこと。
ただ、本誌の「羽生結弦2019-2020 シーズンハイライト」を読んでいると、スケカナの前の試合、つまりオータムのフリー後の会見で、羽生さんは「今は4Aやるためにスケートやってるなって思うし、そのために生きてるなって思います」「(2022年の北京五輪は)猛烈に出たいというか、猛烈にそこで勝ちたいという気持ちでいるわけではなくて、とにかく、アクセル跳びたい(笑)」と答えているんですよね。
だから、山口さんあなたオータムを自分で取材してこの4A発言を直接聞いているのに、なんで引退なんて思ったわけ?と不思議に思ったんですよね。ただ、そういうものが吹き飛ぶぐらい、スケカナで見たパリ散は衝撃だったんだということでしょうか。自分の知らなかった指摘も受けたりしたし。・・・まぁ、そういうことにしておきましょう。
しかし、気になったのは、この「ひょっとして」の想像を披露する前段で、
来季もクリケットで頑張ると宣言した今なら「笑い話」で済ませていただけると思うので、ここでひとつ、告白する。腹立たしく思われる方もいるかもしれないが、「勘違い」ということでお許しいただきたい。
こんな書き方をしていて、そこまで配慮する必要もないでしょ?とちょっと気の毒になりました。「マガジンの山口が引退って言ってるぞ!」とネットで炎上するのを恐れたのでしょうか。たしかに、ゆづファンの裾野が広がって、ライトなファンからコアなファンまで色々いるので、「警戒」されたのかもしれないですね。ちょっとかわいそうでした。だったら、書かなきゃいいのに?と私なんかは思うのですが、それでも文字にしたい!という所が、私のような凡人の発想とはやっぱり違うのでしょうね。
さて、話題を、FaOIに変えます。本来であれば5月22日(金)が幕張初日で、「発表出来ませんでしたが、出演予定だったスケーター」として坂本さんのメッセージが紹介されています。そもそも発表済だったスケーターって誰だろう?と改めて見てみると、ランビ、プル、ハビ、ジェフ、ジョニー、バルデ、ケイトリン、リーザ、ワグナー、カペラノという面々が並んでいました。
あれ?一日前に動画が拡散されていた紀平さんも「発表出来ていないスケーター」なんだけど・・・。まぁ、例のように、羽生さんは一番最後だと思いますので、ギリギリ今月末ぐらいに動画発表でしょうか?そろそろクリケットから動画や画像が来ないか?と思っていたので、楽しみですね。
では、また明日!
Jun
コメント
山口さん、言葉にはすごく気を遣われてると思います。以前、「文字テロ」という言葉に嫌悪感を感じた方が、直接マガジンに意見されたことがありました。私には、そこまでするのは ちょっと言葉狩りのように思えたのですが、感じ方は人それぞれですよね。
羽生選手のファンって真面目な方が多いんだと思います。感性も鋭いし賢い方が多いなと感じます。山口さんはファンの気質や傾向も分かっていて、配慮しながら書いておられる印象です。
もちろん、書かなくてもいい部分ですが、初戦でそうした予感を持ったから、よけいに「来季も続行」が嬉しく感じたと言いたかったのかな、と。
FAOIの出場予定選手メッセージ、私もひそかに楽しみにしています。織田くんや荒川さんの後になるでしょうか。きっと大トリですよね。
ととちゃん さま
編集部宛てに、手紙やハガキでキツイ意見は来ていると思いますが、そこは活字メディアの宿命ですよね。まぁ、あまり気にしないでもらいたいです。
FaOIのビデオメッセージは、出演が発表されていたスケーター全員が送っているわけじゃないので、あくまでも任意のようですね。羽生さんに限ってメッセージ無しは100%ありえませんが、他のスケーターが締め切り(?)を守っていなければ、いきなり羽生さんの動画も来るかもしれません。しばらく注視したいと思っています。