藤井竜王、本日対局!(名人戦第五局1日目)

藤井竜王、本日対局!(名人戦第五局1日目)

ABEMA将棋チャンネルでの放送は「こちら」。両者の対戦成績は藤井竜王から見て「19勝4敗」。

藤井聡太さんは、叡王戦五番勝負を「3勝1敗」で終えて、叡王位を防衛。その対局は5月28日(日)岩手県宮古市で行われ、翌29日(月)は宮古駅で一日駅長任命式。そして、30日(火)には本局の「検分」のために長野県高山村の「藤井荘」に入らなきゃいけないわけで、岩手から愛知県瀬戸市の実家に戻って、すぐに名人戦のための準備に取り掛かっていたであろうことが想像できます。なんという過密スケジュールでしょうか。

しかも、6月5日(月)に開幕する棋聖戦第一局はベトナムのダナンで開催されるため、2日(金)に長野から瀬戸に戻り、翌3日(土)には関空ないし成田に向かうのでは?と予想されています。叡王戦が終わったのは良いことですが、名人戦もここで決めておかないと、この後の日程が大変なことに・・・と、不安材料は尽きません。

名人戦は現在「3勝1敗」で藤井竜王がリード。この第五局を竜王が勝つと、史上最年少名人の誕生となり、同時に、羽生善治さん以来の「七冠」達成となります。主要マスコミは高山村に大挙して押しかけてくるでしょうが、藤井竜王にはぜひこのプレッシャーをはねのけてもらいたい所です。

戦型はおそらく、渡辺名人が「雁木」模様に誘導すると思われます。今期の名人戦はここまでの4局すべて雁木で、名人もこの戦型が最も接戦になると考えて、なりふり構わずやっています。見ている側としては「またか・・・」という気もしますが、やっている方は必死です。熱戦になることを期待しています。

では、また明日!

Jun


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