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「さすが函館!」という感じの1日目のお食事でした。渡辺明九段の握りも凄いんだけど、藤井聡太王位の「道南大地の恵み2段重箱」が渋いチョイスで、ウニとかいかめしとか一通り入っていて、道南の和海鮮を堪能できますね。私だったら、日本酒を飲みながらゆっくり食べて、温泉入って昼寝したいですよ。よくこれだけ食べて将棋を指せるなぁ・・・と、そこも驚き。まぁ、日本全国を転戦して勝ち続けられる人は、ペロリと行けちゃうのでしょう。
将棋の方も1日目の午前中から興味深い進行でした。先手番の渡辺九段が準備した「相掛かり」の形に対して、特に44手目に藤井王位が指した△7四歩は、「相手の攻めを呼び込む」ような対応。つまり「やれるなら、やってこい!」という強気の構えで応じたわけですね。
これに対して、渡辺九段は44分+昼食休憩60分の計104分考えて、▲3五歩と攻撃を仕掛けましたが、藤井王位はやはり堂々と応じてくるので、▲5八金(47手目)という陣形整備の一手や、▲5六角(49手目)と持ち駒の角を設置する手など、「本格的な攻撃の準備」に戻った感があります。藤井王位に攻めを切らされないように、渡辺九段も慎重に指し手を選んでいる印象です。
形勢・持ち時間ともに、互角~渡辺九段若干有利ぐらいの状況で1日目を終えました。勝負は2日目です。熱戦になることを期待しています。
では、また明日!
Jun