ABEMA将棋チャンネルでの放送は「こちら」。両者の対戦成績は、藤井聡太名人から見て「25勝12敗」です。
第四局の別府対局は豊島将之九段が1つ返して、藤井名人が3勝1敗で第五局の北海道・紋別対局を迎えます。別府での名人戦は71年ぶりの開催ということで話題になりましたが、紋別市(しかも今回のホテルオホーツクパレス)では2004年に王位戦の開催実績があるとのこと。
アクセスは、羽田から紋別まで直行便が出ていて、約2時間。紋別空港から紋別市内までは車で約15分ほど。空港からこれだけ近いなら、比較的最近タイトル戦が行われていたのも納得です。
勝負めしはすでに発表されています。地元テレビ局制作のこちらの動画はなかなか気合いが入っていて、昨年の竜王戦(小樽)で海の幸のグラタン、一昨年の王位戦(定山渓)のエビカレー、3年前の王位戦(旭川)の海鮮丼と、過去の北海道対局での藤井さんのオーダー歴をフォロー。その上でどうなるか?という話になっています。
「こちら」に画像での紹介もされていますが、「紋別産ずわい蟹いくら重」か「オホーツク海鮮丼」はどう考えても行きたいですよね。ただ、対局者・関係者に前夜祭の夕食で海鮮系の握りやお造りが出ている可能性があるので、カレーやチャーハンに行くような気もします。カレーは2種類あるんですが、ビジュアルの独創性で「オホーツク紋別ホワイトカレー」に心惹かれるものの、「スパイス香るホタテカレー」のホタテごろごろは圧巻で、やっぱりここはホタテカレーでしょう。
将棋の戦型予想ですが、本局は豊島九段が後手番。豊島さんが、本来後手番の作戦である「横歩取り」を先手番の作戦としてアレンジした「横歩取らせ」を別府対局で採用して勝利しましたから、そりゃもう、今回は「横歩取り」で行くんじゃないでしょうか?横歩系は玉型が薄い状態で戦いに入るので、いくら藤井名人と言えどもリスクを背負って勝負に行く必要がある。豊島さんとしては、そこに活路を見出すのでは?と私は見ています。
では、また明日!
Jun