藤井棋王、本日対局!(棋王戦第三局)

藤井棋王、本日対局!(棋王戦第三局)

ABEMA将棋チャンネルでの放送は「こちら」。両者の対戦成績は、藤井聡太棋王から見て「8勝0敗1持将棋」。

第一局は挑戦者の伊藤七段の「秘策」が炸裂しての持将棋(引き分け)。第二局も、伊藤七段が角換わりの研究手をぶつけたものの、その事前研究を離れた後の中盤以降、藤井棋王がほぼノーミスの対応で寄せ切り、終わってみれば棋王の完勝でした。

この第三局は藤井棋王の先手番。2023年度、藤井棋王の先手番での勝率は0.958(23勝1敗1持将棋)と無敵の強さを誇り、これを伊藤七段がブレークするのは至難の業。第一局のような持将棋狙いの将棋が二度も通用するはずがありませんし、伊藤さんがどのような準備で対抗するのかは気になります。

対局会場の新潟グランドホテルは、棋王戦の定番会場。新潟は私も仕事で何度か訪れたことがありますが、このホテルの近くの萬代橋は私も覚えていて、新潟駅から普通に徒歩圏内だったはず・・・。新潟って、けっこう将棋のタイトル戦が頻繁に行われるイメージがありますが、同じ新潟県内でも、棋聖戦の開催実績のある「高志の宿 高島屋」はもっと南西の方で、Googleの地図を眺めているだけでも新潟は広いなぁ・・・と実感します。

ところで、名人戦七番勝負の挑戦者は豊島将之九段に決まり、こちらはお馴染みの東京都文京区の椿山荘で今年は4月10・11日に開幕。ここから、藤井八冠のタイトル戦防衛ロードは、叡王戦五番勝負(昨年は4月11日開幕)→棋聖戦五番勝負(昨年は6月5日開幕)→王位戦七番勝負(昨年は7月7・8日開幕)→王座戦五番勝負(昨年は8月31日開幕)→竜王戦七番勝負(昨年は10月6・7日開幕)と、休み無しで続きます。

藤井八冠の場合、例えば五番勝負を3勝0敗のストレート防衛で早期決着したとしても、残りの第四局・第五局での対局は「タイトル防衛を祝う会」に切り替わり、そこで挨拶回り等をしなきゃいけない。将棋の対局以外にも各種イベントへの参加、マスコミ対応、免状の署名等々が山積みで、こういう過密スケジュールを一切トラブルなく平然と消化していることが超人的です。

現実逃避したくなる瞬間が無いのか?と心配になります。まだ21歳ですよ、この人。もう十分に稼いでいますし、彼女作りてー!遊びてー!ってならないのが凄い。将棋が強いことよりも、むしろ淡々とこういう「お仕事」を確実にこなせる所こそ尊敬できるなぁ・・・としみじみ感じますね。

では、また明日!

Jun


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