ABEMAでの放送は「こちら」で。放送開始は午前3:00ですが、私はキックオフの4:00に合わせてアラームをかける予定です。
「コスタリカに負けたんだから、もう終戦でしょ?」という意見もあるんですが、「スペイン・ドイツ」戦を見た限り(結果は「1-1」のドロー)、スペインもけっこうグダっていた部分もあったので、つけ入るスキは十分にあります。
まず第一に、スペイン代表の、対コスタリカ戦、対ドイツ戦を見ていると、とにかく前半頭から攻めまくってきます。でも、「開始の15~20分の猛攻を凌げば、スペインも慌ててくれる(かもしれない)」ということ。コスタリカは我慢ができずに前半11分で失点し、結局前半だけで3失点しました。他方ドイツは、序盤を耐えた後、徐々にスペインの動きに慣れていって、0-0で前半を折り返して後半勝負に持ち込みました。日本代表の分析チームが、ドイツの戦い方からどう学んでいるかは興味深いです。
さらに、「キーパーのウナイ・シモンのファインセーブにかなり助けられている」ということ。キーパーが凄いのでゴール奪取が難しいとも言えるんですが、守備に隙があるとも言えます。日本はドイツから2点取れたのだから、スペインから1点あるいは2点取れてもおかしくはありません。
最後に、「先発組と比べて、控えメンバーが弱い」こと。とある情報によれば、日本戦ではメンバーを落とすとのことなので、これはチャンスがあります。
他にも、スペインは「セットプレーの対応が甘い」とか色々ありますが、それは日本も同じなので、どっちもどっちでしょう。
日本代表に過度な期待はしませんが、ドイツ戦でできたことをぶつけてほしいですね。あの戦いは日本中を感動させましたし、魂の入ったプレイを期待しています。
ABEMA将棋チャンネルでの放送は「こちら」で。現在、藤井竜王が「3勝2敗」でリードしていますが、第五局(11月25・26日)は広瀬さんの快勝でした。対局会場は、鹿児島県指宿市の「指宿白水館」。対局開始は午前9時です。
実は、第五局からの帰京後(11月27日)、広瀬さんは「濃厚接触者」に該当することが判明しました。しかし、広瀬さん自身は健康で検査結果も陰性のため、予定通り第六局が行われることになりました。
藤井竜王の対戦相手がコロナに罹患し、対局が延期になることはこれまで何度かあったんですが、いちばん忙しいはずの藤井さんが健康というのは凄いことです。若いというのもあるでしょうが、同居しているご家族含めて、細心の注意を払っているのでしょうね。
この第六局は重要です。広瀬さんがここでも勝つと、3勝3敗のタイで、勝負は最終局にもつれこみます。ここまでのシリーズでは広瀬さんの緻密な研究が炸裂しており、第七局まで行くと、広瀬さんのペースになるかもしれません。
とはいえ、藤井竜王も先日の伊藤五段戦では、まったく隙の無い完璧な内容で勝利し、しかも伊藤戦と同様に、この第六局は藤井竜王の先手番ですから、ここで防衛を決めるべく、気合いは入っているはずです。
1日目で決着がつくことは無いですが、猛スピードで進むか、スロー進行になるか、まったく読めません。ぜひ、サッカー同様こちらも楽しんでいただければと思います。
もし第六局が延期になっていたら若杉カメラマンは八戸?と思っていたのですが、予定通り若さまも指宿です。若さまもくれぐれも体調・健康に気をつけていただきたいです。
では、また明日!
Jun