藤井七冠、本日対局!(叡王戦本戦トーナメント)

藤井七冠、本日対局!(叡王戦本戦トーナメント)

ABEMAでの放送は「こちら」。両者の対戦成績は、藤井聡太七冠から見て「8勝0敗」です。

どうも叡王戦はこのまま有料放送でゴリ押しするみたいので、形勢が知りたい方は、YouTubeの評価値放送をチェックされると良いかなと思います。

昨年、藤井聡太さんが初めて失冠したタイトルの叡王戦も、ついにベスト4まで来ました。ベスト4まで勝ち上がることももちろん凄いんですが、それ以外のタイトルの防衛をここまですべて成功し、現在進行中の王将戦&棋王戦も防衛濃厚ですから、おそるべき藤井さんの安定感と言わざるをえません。

なぜここまで成績が安定しているのか?もちろん、棋力(将棋の強さ)が他の棋士と比べて頭二つぐらい抜けているのは、誰もが認めている所です。それだけでなく、「生活リズムを崩していないこと」がこの安定感の要因でしょう。あれだけ稼いでいても、依然として実家生活を維持しながら、遊び歩いたりしませんからね。「藤井聡太」という「将棋指しの第一人者」としての責任感に突き動かされていると言わざるをえません。それはまさに、「羽生結弦としての責任感」に通じるプライドのようなものを感じます。

本局の対戦相手は、関西所属の糸谷哲郎八段。1988年広島市生まれの36歳。17歳でプロ入りした一方で、大阪大学文学部に合格し、その後、修士課程まで進んで哲学を専攻した異色の経歴の持ち主です。26歳で竜王を獲得。今期、順位戦ではB級1組からA級に復帰を決めて、好調をキープしています。

糸谷先生の棋風は、早見え・早指しで、定跡に拘らない形を好む天才肌で、アマチュアには真似できない将棋です。しかし、「才能肌」な反面、「えっ?」というミスで自滅することもあり、「深い読み」に裏付けられた藤井将棋との相性の悪さが、これまで8戦して一度も勝てていないという結果に表れているようです。

地上波のとある番組で、「引退までに藤井さんに一度は勝ちたい!」と発言していた糸谷八段。この大一番に勝つと叡王挑戦も見えてきますので、好勝負を演じてくれることを期待しています。

では、また明日!

Jun


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