藤井王将、今日も対局!(王将戦第三局2日目)

藤井王将、今日も対局!(王将戦第三局2日目)

囲碁将棋プラスでの放送は、「こちら(午前)」と「こちら(午後)」。

やはり、藤井王将得意の「角換わり」を羽生九段は回避して、2手目に△3四歩と応じていましたが、ただ、羽生さんの選んだ戦型が「雁木」というのは意外でした。

もちろん、「雁木」自体は変化球的な戦型の一つとして、それこそ第一局の「一手損角換わり」よりもはるかにプロ棋界で指されているんですけど、羽生さんが雁木を指しているイメージがあんまり無かったので。

1日目の午前中から駒がぶつかる激しい展開。お互い、守備陣形を整備する前から「殴り合い」のようになっています。激しい将棋だからこそミスが許されないので、2日目は長考合戦になるかもしれません。

それにしても、羽生さんの「球種の多さ」には感服します。結局、第一局・第二局のいずれともまったく違う将棋になったので、羽生さんはエンターテイナーだなぁ・・・としみじみ感じます。「AIが評価するから、この戦型を指す」という発想じゃなくて、「自分が指したいから指す」という思想が素晴らしい。

将棋めしの方は、意外にも藤井さんが「蟹丼」をオーダー。速報にビックリして、私も興奮して思わずツイートしちゃいましたよ。ただ、藤井さんはエビフライとか好きな人なので、甲殻類はけっこうイケるのかもしれません。

将棋の形勢はまったくの互角。藤井さんは先手番で21連勝中なんですが、互角で1日目を折り返せたのであれば、羽生さんの作戦選択は十分に成功と言えるでしょう。2日目も楽しみです!

メタルジョギング・チャレンジは114日目。SCORPIONSの『Blackout』(1982年3月)です。過去に「51日目」と「91日目」に彼らの作品をレビュー済。

ドイツ出身のレジェンドバンドですが、本作は全米チャート10位の大ヒットとなりました。学生の頃に本作のCDをたぶん持っていた記憶があるんですが、あまりまともに聴かずに手放したようです。ハスキーがかった高音域の持ち主のクラウス・マイネ(Vo)が上手いのは当時も分かっていたことなんですが、中高年になったいま改めて聴いてみると、思ったよりもギターが主張していることにビックリでした。

Van Halenのようなテクニカルな技が、1曲目の「Blackout」と2曲目「Can’t Live Without You」で冴えまくっています。3曲目の「No One Like You」も有名な一曲で、クラウスがしっとり歌い上げる中、ありきたりなパワーバラードにならない所に彼らの主張を感じます。

80年代後半以降の彼らはよりソフトな音楽性に移行して、もはやメタルとは言えない内容なんですが、それと引き換えにドイツ史上もっとも成功したバンドとしての地位を確立。YouTubeチャンネル登録者の406万人という数字からも、その世界的な知名度の高さをまざまざと痛感した次第です。

では、また明日!

Jun


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