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三冠達成は月曜日(9/13)の話でしたが、勝っている人ほど過密日程になっていくのが将棋界あるあるです。
斎藤八段については、ウチのブログでも何度か紹介しましたが、前期は渡辺名人に挑戦し、王座のタイトルも保持していたことのある、若手強豪です。そもそも、藤井三冠が月曜日に奪取した叡王も、その挑戦者決定戦は斎藤さんと当たっていたので、「豊島・斎藤」の叡王戦五番勝負になっていた可能性もあったわけです。
両者の対戦成績は、藤井三冠から見て、4勝2敗。しかし、デビュー当初の藤井さんは斎藤さんに勝てなくて、二連敗していました。
棋王戦のトーナメントは少し特殊で、青字で「A・B」と書いてあるベスト4まで残ると、以降は一度負けたとしても、敗者復活戦に回ることができます。
とはいえ、藤井二冠が敗退するとしたら、まずはこの斎藤戦が第一関門です。ここを抜けると、ベスト4進出はほぼ間違いないと思います。ベスト4になると、おそらく右の山から永瀬王座か豊島竜王が上がってくるので、「C」が第二関門、そして「挑戦者決定二番勝負」が第三関門と言えるでしょうか。
まぁ、豊島竜王との竜王戦七番勝負が来月から始まり、王将リーグも今月下旬から始まり、そして順位戦もありますから、その3つの棋戦と比べると、棋王戦は「格」という意味でもやや落ちます。藤井三冠も、とっておきの研究を棋王戦のためには出したくないでしょうから、不覚を取るとしたら棋王戦かな・・・とややネガティブな想像をしておきます。
話かわって、集英社から『羽生結弦 未来をつくる』なる書籍が10月26日に出版されるようです。税込み価格「1,760円」を予定。
羽生結弦の10年分の軌跡が凝縮された1冊!
フィギュアスケート男子シングルで世界トップとして伝説的な存在であり、活躍を続けている羽生結弦。
2010年にシニアデビューしてからこれまでの大会での言動やインタビューなどをもとに、オリンピック2大会連続で金メダルを獲得しているアスリートの思考法やメンタルの整え方、自身との向き合い方、生き方に迫る。
テーマ別に構成することで、フィギュアスケーターであり、表現者でもある羽生結弦の思考や生き方が浮き彫りに。
過去のスポルティーバのフィギュアスケート特集号の表紙写真など、厳選写真を口絵8ページで掲載。
なんとなく、1年前に宝島社から出た『羽生結弦の言葉』と企画的にかぶるような気がしないでもないですが、商売上手な集英社のことなので、Twitterでの宣伝もしっかり行われるのではないかと。続報を期待しましょう。
では、また明日!
Jun