藤井王将、今日も対局!(王将戦第二局2日目)

藤井王将、今日も対局!(王将戦第二局2日目)

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やはりと言うべきか、先手番の藤井聡太王将が「角換わり」を(おそらく)目指していた所を、後手の永瀬拓矢九段は2手目に3四歩を指してこれを拒否。後手の注文により「横歩取り」という戦型となりました。

先日の朝日杯で、藤井さんは午前対局で、阿久津主税八段が誘導した「横歩取り」に苦戦してたんですよね。そもそも、「藤井は横歩取りが苦手」説は、それこそデビュー間もない中学生棋士の頃から言われていたんですけど、その「挑戦」を何度も跳ね返しつつも、そもそも「横歩取り」自体がプロ棋界で減少傾向にあるので、「変化球」としてはまだまだ有効ということですね。

横歩に誘導した永瀬さんは、案の定、午前中は「1秒指し」状態で、藤井王将だけが持ち時間を削られる展開。午前中の時点で2時間以上離れていたと思います。ただ、昼食休憩明けから永瀬さんも時間を使い出して、藤井さんが41手目の▲3四飛を指した後、永瀬さんが大長考。

この長考はやや不可解で、事前にAIで研究していたらここまで「想定内」の手順のはずで、藤井王将もAIの候補手に無いような奇抜な手を指したわけじゃないんです。永瀬九段は間違いなく「予定の構想」があったはずですが、実際に藤井王将と盤面を挟んでこの局面を目の当たりにして「嫌な変化」が思いついたのでしょうか?

結局、152分使って永瀬九段の指した42手目△1四歩は、「そちらで何か指してくれませんか?」という「手渡し」の一手。藤井王将が43手目を封じて、1日目を終えました。AIの評価値も先手に触れており、これは永瀬九段としては誤算だったんじゃないでしょうか。

さて、ご飯ですが、藤井王将の「助六」は渋すぎませんか?そりゃ、稲荷大社といなり寿司の浅からぬ歴史については、ちょっとネットで検索すればたくさん出てきますけど、「肉がないぞ!魚がないぞ!いいのか、若者よ!」と思う訳です。でも、まぁ、開催地のことを第一に考えているんでしょうね。抹茶もしっかり押さえていて、そりゃ、地元の方は喜ぶはずです。

日曜日は私は朝から仕事なんですが、午後以降、熱戦のまま終盤に突入してくれることを願っています。

では、また明日!

Jun


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