藤井王将、本日対局!(王将戦第二局1日目)

藤井王将、本日対局!(王将戦第二局1日目)

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朝日杯では藤井聡太王将、永瀬拓矢九段ともに敗退となり残念でしたが、あちらは早指し棋戦ですから、番狂わせ自体は珍しくありません。最先端の研究がぶつかり合う最高峰のバトルは、二日制・七番勝負のタイトル戦の専売特許です。聡ちゃんファンの一人としては気持ちを切り替えて応援したいと思います。

本局は藤井王将の先手番。おそらくドル箱戦法の「角換わり腰掛け銀」を目指すことになるでしょう。それを後手の永瀬九段が受けるか、拒否するかが焦点になります。「角換わり腰掛け銀」はAIを使って深くまで事前研究することが当たり前になっていて、実はAI同士で戦わせると「角換わり腰掛け銀は、先手必勝!」なんてデータもあるほどです。ですが、「必勝」とは言っても、AIは疲労をせずミスもしない存在ですから、断崖絶壁を綱渡りするようなルート、つまり一手ミスすれば即負けになるような手順を「これが最善の手順ですから、この通り指せば勝てますよ!」と平気で提示してくるわけです。

結局、「どこまでAIの推奨手順を信頼して、どこから自力で指して勝ちまで持っていけるような形に誘導するのか?」というのが、プロ棋界でもテーマになっているように思われます。

さて、本局は京都市の伏見稲荷大社で行われます。王将戦で近畿エリアが対局会場になる場合、大阪府高槻市の山水館がお馴染みだったんですけど、少なくとも藤井聡太さんが王将戦に登場してからだと、京都対局は初めてですね。とはいえ、竜王戦で仁和寺が「定宿」になっていますから、京都でのタイトル戦は珍しくないわけですが。

そうそう、次局・第三局の立川対局ですが、「大盤解説会」の申込をしました。抽選なので外れるかもしれませんが、もし当たったら、藤井王将と永瀬九段を初めて肉眼で目撃することになります。「250名(事前申込制)。参加費4,000円」がどれぐらい狭き門なのか・・・。抽選結果を楽しみに待ちたいと思います。

では、また明日!

Jun


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