佐々木七段「棋士もまさか、プロになってそこ(PC)にお金をかけるようになるなんて思わなかったですよね」
渡辺名人「いやぁ、でもどうすんですかねぇ。今後例えば、奨励会員とか研究にパソコン必要じゃん?だけど、そんな数十万のパソコンとか、奨励会員は買わないでしょ。だって、プロになるかどうかも分からないんだし。『買って?』と言われても、親御さんとしては困るわけじゃない。中学生とか小学生とかで奨励会員の子に、『みんな使ってるから、数十万のやつ・・・』とか言われて。数十万どころか、百万とかじゃん」
佐々木七段「『みんな使ってる』と言われると困っちゃいますよね」
渡辺名人「そう。『渡辺先生も使ってる!』とかね(笑)。『みんな使ってる』ってなった時に、それが無いと勝てないのかな?って思っちゃうじゃん。ってなってった時に、今後、どうなっていくのかなって」
この話は面白かったですね。例えば、藤井二冠がPCを使い始めたのは、三段リーグというプロ(四段)一歩手前の中学生の時期なんですが、中学・高校で三段リーグまで上がるような超有望な子だったら、親も投資するんじゃないですかね。でも、みんながみんなハイスペックPCが必要とは思いません。
それを言ったら、フィギュアスケートなんて、野辺山合宿に呼ばれるような日本代表クラスかどうか関係なく、そもそも競技を始めた段階からどんだけ金かかるの?ってなるので、将棋界はまだマシな方だと思います。PC自体、他の用途にも使えますしね。
いいえ名人、ここに楽しく拝読しているファンがおりますよ。
税込み価格130万円だそうです。詳しい人に選んでもらって、実際に動かすまでの詳細なレポートが上がっていますので、ご興味のある方はどうぞ。
では、また明日!
Jun