藤井竜王、本日対局(朝日杯準決勝・決勝)

藤井竜王、本日対局(朝日杯準決勝・決勝)

ABEMA将棋チャンネルでの放送は「こちら」で。オリンピックは4年に1度ですが、朝日杯は毎年開催されています。ただ、藤井聡太竜王も2018年の初優勝から毎年優勝できていたわけではなく、2018年、2019年、2021年の3度優勝し、2020年は千田翔太七段、2022年は菅井竜也八段が優勝しました。この短期間に3度優勝というのも、十分に規格外の強さなんですが・・・。ちなみに、羽生善治九段はこれまで5回優勝しています。

藤井竜王は、2018年以降タイトル獲得を増やして五冠王となり、まだまだ進化し続けています。もちろん、羽生結弦さんもプロ転向後、前代未聞の『プロローグ』を成功させ、さらに前人未踏の東京ドーム公演「GIFT」を迎えようとしています。

現在進行形で歴史を塗り替えている天才二人の「全盛期」と同時代を生きることができて、私は本当に幸せです。

メタルジョギング・チャレンジは136日目。SLAYERの『Reign In Blood』(1986年10月)です。スラッシュメタル四天王の一角であり、その中でも「帝王」と言っていいのが、Slayerです。四天王で最も成功したのはMetallicaですが、Slayerの場合、音楽性は頑固に変えずに「速さ・激しさ」に拘り続けたという点で、「帝王」の名に相応しいと私も思います。

で、本作『Reign In Blood』が彼らの最高傑作であることは間違いないんですが、万人受けする音楽かというと、間違いなく人を選びます。かなり過激で極端な音楽なので。でも、「全10曲・28分」と作品自体はコンパクトなので、あっという間ですね。

以下、3曲ピックアップしてみます。まず、1曲目の「Angel Of Death」。速いです。マシンガンのように刻まれるギターが、ヘヴィメタル的というより、ハードコアパンクに通じるところがあって、そこが彼らの「速さ」の源泉にあると思います。その最も極端な形なのが、3曲目の「Necrophobic」ですね。さらに速く、ヴォーカルのトム・アラヤもヤケクソ気味の吐き捨てスタイルで、楽曲のスピードに無理やりついていく感じ。この極端さは、MetallicaやMegadeth、あるいはベイエリアのExodus、ドイツのDestructionともハッキリ違っていて、「スラッシュ的じゃない部分」にこそ、Slayerの個性が最も表れているんですよね。そんな彼らが「スラッシュメタルの帝王」なのだから、非常に興味深いのです。

最も「メタル」なのは、10曲目の「Raining Blood」です。不穏な雨音のSEの後、「ジャジャジャジャ・ジャジャジャーン・ジャジャジャーン・ジャジャジャーン」というあまりに有名なギターリフを聴いて、私なんかはどこかホッとする部分もあります。「ああ、メタルバンドなんだよな」と。でも、そこから一気にギアが上がるから、やっぱりSlayerなんですよね。

メンバーの見かけのゴツさに音楽性が釣り合わないことも、この界隈では多々ありますが、彼らは風貌のヤバさと音楽の狂暴性、そして客も暴れてるし、すべてが本物と言っていいでしょう。ちなみに、バンドは2019年に活動停止。解散ではないのですが、再結成の話はまったく聞かれません。私もSlayerは生で観ていないので、もし再結成があれば、ぜひ観ておきたいバンドのひとつです。

では、また明日!

Jun


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