すみません!土曜日にAERAを買う時間が無かったので、こちらを前倒しでアップします。でも、「佐賀」の話が出てくるので、ちょっと面白いと思います。
ABEMA将棋チャンネルでの放送は「こちら」。両者の対戦成績は、藤井聡太王位から見て「22勝5敗1千日手」です。
2勝1敗で迎える本局は、藤井王位が後手番です。居飛車党同士の対局は本来先手番の棋士が有利とされているのですが、ここまで先後問わず挑戦者の渡辺明九段の方が作戦選択で一枚上回って、序中盤を優位に進めている印象です。
その優位を維持したまま渡辺挑戦者が圧勝したのが第二局の函館対局。終盤で藤井王位が「引っくり返した」のが第一局と第三局でしたが、本局は、藤井王位がいかに渡辺九段に大量リードを許さずに終盤までついていけるか、という展開が予想されそうです。
実を言うと、藤井王位は本シリーズ第三局の7月30日・31日以降、公式戦がまったく無いまま本局を迎えます。一方、渡辺九段は15日(木)にA級順位戦で豊島将之九段に勝利。「試合勘の無さ」が指し手の精度に影響するというのは、藤井さんに関しては何度か見られた光景なので、そこも不安材料ではありますね。
第四局の対局会場は佐賀県唐津市の「洋々閣」。「藤井さんも佐賀はけっこう来てるよなぁ」なんて思いながら、最初唐津の場所が分からず、地理関係を確認してみると、佐賀中心部から北西へ、そのまま海に向かって突っ走る!って感じですね。佐賀駅からJRで最速61分とあります。
ちなみに、福岡空港からでも地下鉄とJRと乗り継げば唐津まで69分とあるので、そもそも関東・関西から現地入りするなら、佐賀から向かう必要もない。高速バスもあるようなので、対局関係者は福岡空港から唐津に向かうルートを使うのかもしれません。
では、また明日!
Jun