藤井叡王、本日対局!(叡王戦第1局)

藤井叡王、本日対局!(叡王戦第1局)

叡王戦公式サイトは「こちら」。ABEMA将棋チャンネルの放送は「こちら」で。

第1局は東京都の「神田明神」で午前9時から対局が開始されます(放送開始は午前8時半)。

藤井叡王の公式戦は、3月9日以来ですから、全国の聡ちゃんファンは「ロス状態」からようやく脱出することができます(*4月17日の人間将棋は非公式戦です)。

しかし、ここから彼は、現在保有している5つのタイトル(叡王・棋聖・王位・竜王・王将)を防衛するだけでも、最長で来年3月までタイトル戦が続きます。さらに、今期は王座と棋王の2つのタイトルを獲得するチャンスがあり、王座戦の決勝トーナメントも進行中。5月6日(金)に大橋貴洸六段との対局も決まりました。

とはいえ、まずは、叡王戦の第1局です。普通に考えれば、叡王の3-0ストレート防衛が濃厚なんですが、この開幕局に限っては、1ヵ月半以上のブランクがあるので、それがどう影響するか・・・。

第1局は「振り駒」で先手・後手を決めるので、つまり、先手用と後手用の両方の作戦を準備しないといけません。それは出口六段も同じ条件なんですが、厳しいトーナメントを勝ち抜いてきた出口さんの勢いに押し切られないことを期待しています。

二人の対戦成績は、藤井叡王から見て4勝1敗。直近の棋王戦予選では出口さんが勝っていますが、二人の間では、もう2年も対局が無かったとは意外でした。

ちなみに、昨年も叡王戦の開幕局は神田明神で開催されており(7月25日)、昨年の将棋めしは以下の通り。

主催が「不二家」さんなんで、今年もおやつは不二家さん提供の品でしょう。

昨年の第1局は藤井さんが制しているので、もし今年もカツカレーがメニューにあったら、ゲン担ぎでカレー連投となるのか?あるいは新手を試すのか?この辺りも楽しみです。

メタルジョギング・チャレンジは49日目。AEROSMITHの『Toys in the Attic』(1975年4月)です。いよいよ、アメリカンハードロックの巨人、AEROSMITHの登場です。本作は彼らの3作目で、私は「attic」という単語が「屋根裏」という意味なのを、本作のアルバムジャケットで覚えた記憶があります。

まず「Walk This Way」について補足すると、本作は75年発表作ですが、86年にヒップホップグループのRUN DMCがこの曲をカバーしたことで、AEROSMITHが復活するきっかけとなります。というのも、70年代後半から80年代前半にかけて、AEROSMITHのバンド内は薬物問題やらメンバー間の不仲やらで最悪の状態で、ギターのジョー・ペリーが脱退する事態にまで至ったのでした。その後、前述のように80年代後半以降、バンドは奇跡的に再浮上し、天下を獲るまでになるわけです。

じゃあ、改めてアルバムを通して聴いてみてどうかというと、「Walk This Way」以外はかなり微妙ですね。スティーヴンの声が引っ込んだミックスになっていて、ヴォーカルが聞こえずらいのもあるんですが、他の曲があまりに弱いんですよ。これまでレビューしてきた当時のアメリカのハードロック勢の作品と比べてみると、KISSとかMONTROSEの方が、はるかに楽曲が粒ぞろいです。

ちなみに、80年代後半以降、バンドがアルバムを制作する際は、外部ライターを入れて共作する形を取りました。その判断は大正解だったと痛感します。特に、バンドの絶頂期と言ってよい『Permanent Vacation』『Pump』『Get a Grip』の3作は、私もめちゃくちゃ聴きまくった記憶があります。アルバムとしてオススメできるのは、結局彼らの90年前後の作品になるのかなと思いますね。

では、また明日!

Jun


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