藤井竜王・名人、本日収録対局!(ABEMAトーナメント2023 予選Eリーグ)

藤井竜王・名人、本日収録対局!(ABEMAトーナメント2023 予選Eリーグ)

ABEMA将棋チャンネルでの放送は「こちら」。

今年もアベトーの放送は4月頃から始まっていて、本局の収録もおそらく4月中旬頃と思われますが、いよいよチーム藤井の登場です。

とはいえ、昨年の藤井竜王のチーム編成は「ネタに走った」部分があって、50代のレジェンド棋士(森内俊之九段・藤井猛九段)のお二人を指名して、予選リーグ敗退となりました。そもそも、ABEMAトーナメントは過去5回開催されていて、個人戦だった第1回・第2回を藤井さんは連覇。団体戦となった第3回・第4回も藤井さんは優勝チームに名を連ねており、藤井さん自身「これは非公式戦だし、ただでさえタイトル戦で忙しいし、ガチメンバーを揃えて優勝を狙っても・・・」という所はあったのかもしれません。あくまでも私の想像ですが。

というわけで、通算第6回目となる今回のメンバーも、別の視点で「ネタに走った」メンツになっています。チームメンバーの澤田真吾七段斎藤裕也四段ともに、アベトーの出場経験は無し。メンバーとして指名した理由は「東海地区出身だったから」というもの。チーム名も「トウカイテイオー」と決まりました。ちなみにチーム動画がまだ無料で視聴できますので、ぜひ「こちら」をご覧ください。

ただ、澤田七段は順位戦B級1組に在籍する強豪棋士で、長考派ではあるけれども、早指し棋戦が苦手というわけではなく、しかも澤田七段のマブダチの阿部光瑠七段の証言によると、澤田さん本人が気合い入れて準備しているとのこと。

一方、斎藤四段は、藤井さんとは同じ杉本昌隆八段門下の同門で、年齢的には兄弟子にあたるのですが、昨年10月にプロ入りを決めた新人棋士です。デビュー直後は負けが続いていましたが、最近は調子も上向きで、「未知数だけど、もしかしたらやってくれるかも?」と密かに期待しています。

ちなみに対戦相手のチーム千田は、先週の放送でチーム渡辺を「5対4」のフルセットで勝利。将棋界におけるAI研究の先駆者の千田翔太七段、超攻撃的振り飛車党の西田拓也五段、現役最年少棋士17歳の藤本渚四段と、非常に魅力的なメンバーです。

一人最大で3局までしか出られないので、チーム藤井が勝つには、藤井さんが3勝するのが絶対条件と言えますが、そうなると澤田七段、斎藤四段はそれぞれ1勝すればチーム勝利となります。藤井リーダーの頑張り次第でしょうね。

放送は夜7時開始で、フルセットの9戦目までもつれると日付が変わりますが、私は全局ライブで観るつもりです。超早指しのスピード感と、チーム戦の熱さはこの棋戦ならではですので、お時間があれば、ぜひご視聴ください。

では、また明日!

Jun


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