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いやぁ、1日目の藤井聡太王位の大長考にはビックリでした。190分+昼食休憩60分で計250分の考慮。解説・聞き手の先生方もよく番組をつないでいたと思います。
どうしてそうなったかと言うと、藤井王位が得意の「角換わり」という戦型を目指して、渡辺明九段もそれを受けることで指し手が進行したんですが、渡辺九段の指した30手目△7五歩が機敏な仕掛けで、これにどう対応するかで、藤井王位が悩んだわけです。この△7五歩に対しては、様々な応手があるんですが、いきなり負けになるような激しい変化もあって、そのリスクを潰すべく湯水のように持ち時間を投入したのでしょう。
両者の持ち時間で「3時間差」がついた時間帯もありましたが、渡辺九段の事前研究を抜けたようで、持ち時間の差はジワジワ縮まっています。将棋の形勢自体は互角で、勝負は2日目の午後でしょう。熱戦を期待しています。
では、また明日!
Jun