「ABEMAトーナメント2024」ドラフト会議!

「ABEMAトーナメント2024」ドラフト会議!

ABEMA将棋チャンネルでの放送は「こちら」。番組は、4/27(土)「夜7時」からの放送です。

1月から放送されていたABEMA地域対抗戦は、「勝った棋士は負けるまで強制連投」とか「負けた棋士も復活登板できる」とか、ルール的にヌルく感じる部分もあり、結果的に藤井八冠が無双して「チーム中部」が優勝しました。まぁ、おそらく1度きりのコンテンツでしょうから、あれはあれでいいかなと。

そこにきて、アベトーの「本家」の方がようやく開幕となります。まず、藤井名人と順位戦A級所属の10名の計11人でドラフト会議を行って、2人のチームメイトを選出。そして、ドラフト指名がかからなかった選手たちでトーナメントを行って、上位3名による「エントリーチーム」を結成。計12チーム(各チーム3名)で優勝を争います。地域対抗戦にあった「強制連投・復活登板」ルールもなく、やはりこれがシンプルです。

このABEMAトーナメントも元々は個人戦のトーナメントだったんですが、2020年の第3回から団体戦となり、団体戦としては4回目となります。ドラフト会議に臨むリーダーたちも、ガチメンを揃えるというよりは、「同世代」とか「同地域」とか「同じ一門」とか「共通の趣味」とか「同じ大学出身」とか、コンセプトを変えてメンバー選出を行っているので、「読めないドラフト会議」が実はめちゃめちゃ熱いのです。

藤井八冠が誰をチームメイトに選ぶか。前回の2023年は同じ東海エリア出身の棋士を選びましたが、「こちら」のドラフト構想を見る限り、おそらく今回はメンツを変えてくる、という見方が有力です。

ちなみに今回は、羽生善治九段が初めてリーダーではなく「ドラフト指名を受ける選手」という立場になります。もちろん、11人のリーダーたちは全員年下ですが、誰が羽生さんを指名して、獲得するのか。私は、藤井八冠は羽生さんを獲りにくると見ていますが、競合必至という所でしょう。

メタルジョギング・チャレンジは186日目。ARCH ENEMYの『Wages Of Sin』(2001年4月)です。スウェーデン出身のメロディックデスメタルバンドのトップランナーです。CARCASSの『Heartwork』という革命的作品を世に送り出したマイケル・アモット(Gt)が、Arch Enemyを結成したのが1995年。96~98年にかけて発表した初期3枚のアルバムはどれも名作で、特に3rdの『Burning Bridges』は個人的には彼らの最高傑作だと思っています。

3rdの1曲目「The Immortal」は奇跡的名曲なんですが、上に貼ったMVからも分かるように、3rd含めた初期3枚でヴォーカルを担当していたヨハン・リーヴァはバンド唯一の「弱点」で、ただガナっているだけでなく、リズムを外してヨレまくっていて、「でも、まぁ、デスメタルのヴォーカルって、どこのバンドもこんなもんでしょ?」と、当時ファンの一人だった私も甘受するしか無かったのです。

この3rdをもってマイケルはヨハンを解雇。後任にアンジェラ・ゴソウという女性を起用したことは世界中を驚かせました。彼女がレコーディングに参加した最初のアルバムが、本作『Wages Of Sin』です。今でこそデスボイスの女性ヴォーカリストも珍しくはないですが、彼女の狂暴なヴォーカルにはビックリしましたよ。

変わったのはヴォーカルだけでなく、名手アンディ・スニープのプロデュースにより、各楽器の分離がはっきりしたクリアでメジャー感溢れるサウンドに生まれ変わりました。初期3枚のアングラ感溢れる音も好きなんですけど、バンドが飛躍するためには必要な変化です。特に、ダニエル・アーランドソンの手数の多いドラムがドン!と前に出てきて、迫力満点のサウンドです。

本作2曲目の「Burinig Angel」の東京でのライブ映像を貼りましたが、冒頭の哀愁漂うギターのメロディに合わせて、日本のファンは「ウォーウォウォウォ」とシンガロングしてるんです。この鳥肌の立つ光景は、日本だけなんだとか。実に誇らしいです。

アンジェラは2011年発表の『Khaos Legions』まで5作でヴォーカルを務めて、勇退。後任も女性のアリッサ・ホワイト=グラズが、2014年に加入。彼女の強力は歌唱は、The Agonist時代から私も知っていたので、予想通り問題なくバンドにフィットしています。バンド自体は、初期の頃に比べるとはっきり格が上がって貫禄が出てきているんですが、近作は曲がちょっと弱いですかね・・・。ある程度キャリアが安定したきたバンドなら、どのバンドも通る道なんですけども。

では、また明日!

Jun


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