藤井竜王、本日対局!(第三局1日目)

藤井竜王、本日対局!(第三局1日目)

ABEMA将棋チャンネルでの放送は「こちら」で。

第一局は広瀬八段の快勝。第二局は、広瀬八段の意表の作戦に、藤井竜王が正確に対処して、竜王の勝利。ここまで星の上では、1勝1敗の五分という状況です。

広瀬さんは、この竜王戦にとっておきの作戦を準備している感じで、それに竜王が応じるという構図の将棋になっています。この第三局もそのような試合展開になることが予想されます。作戦を用意した方が、ある程度事前の想定通りに指し手を進められるため、持ち時間の消費を抑えられるという利点があります。おそらく、特に1日目は持ち時間の面で広瀬さんが有利に進めることでしょう。

現時点でスペシャルインタビューが2本上がっていて、とても興味深い内容でした。特に印象的だったのは、「師匠や尊敬する方などの教え、今も強く心に残っている言葉はありますか?それは将棋や日常にどう影響しているのか教えてください」という質問に対する、藤井竜王の返答です。

谷川十七世名人の言葉で「練習の時は自分が一番弱いと思って、本番の対局では自分が一番強いと思いなさい」という言葉があったと思うんですけど、練習の時は相手の方から少しでもたくさんのことを学ぶ姿勢、また本番の対局では自信を持って自分の読みを信じる姿勢、どちらも大切ということで、その言葉を自分としては印象的な言葉で、意識しています。

いい考え方ですね。私たちは、藤井竜王の「本番の対局」しか知らないわけですが、研究パートナーの永瀬拓矢王座との練習対局ではそんな感じで取り組んでいるのでしょうね。そして、「練習の時」というのは、人間相手の練習対局に限らず、普段の勉強でも、きっとそのような姿勢で臨んでいるのかなと想像しています。

ちなみに、藤井竜王は普段の朝食で、週に5~6日はヨーグルトを食べているそうです。いいですね。自分もそうしようかな・・・。

メタルジョギング・チャレンジは103日目。RAINBOWの『Rising』(1976年5月)です。本作は「64日目」に一度レビュー済です。本作がヘヴィメタル・ハードロック史に燦然と輝く名盤であることには、同意するしかありません。リッチー・ブラックモア(Gt)、ロニー・ジェイムズ・ディオ(Vo)、コージー・パウエル(Dr)という3人の天才プレイヤーが、本気のガチで才能をぶつけ合って、それでいてメタルのアルバムとして成立していることが凄いです。

1曲目の「Tarot Woman」は、どこか幻想的なキーボードの音色によって「中世の剣と魔法の世界」へと誘われるような錯覚を覚えつつ、ロニーのパワフルな歌唱と、コージーの派手なドラミング、そしてリッチーのギターがガチっと噛み合って、バチバチの戦闘モードに楽曲の雰囲気が一変します。特にコージーのドラムの、コンクリートをハンマーで殴りつけているような1発1発の重みが印象的で、46年も前の音というのが信じられません。ラストを飾る「A Light in the Black」は8分を超える大曲ですが、演奏に緊張感があるので、飽きずにあっという間という感じです。

個人的には、次作の『Long Live Rock ‘n’ Roll』の方が好きなんです。「Long Live Rock ‘n’ Roll」「Gates Of Babylon」「Kill The King」というキラーソングが収録されていて、ややもすると、渋くて玄人好みの『Rising』よりも、分かりやすいカッコよさに満ちています。RAINBOW入門としては、『Long Live Rock ‘n’ Roll』をまず聴いてもらって、そこから『Rising』に進む方が、自然と好きになるんじゃないかと。いくら名盤とは言え、『Rising』をいきなり聴いてハマれるというのは、70年代ロックの素養をある程度お持ちの方限定の話になると思います。

では、また明日!

Jun


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