作業的な雑務を片付ける傍ら、スマホでABEMA TVをつけてみると、ちょうど大谷翔平選手所属のエンゼルスの試合を生中継していました。
すでに4回ぐらいになっていたので、第1打席の39号HRは見逃しているんですけど、そのままラジオ代わりにつけていると、聞き覚えのあるアナウンサーだなぁ・・・と。
知っている人は知っているかもしれませんが、スポーツアンカーの近藤祐司さんが実況担当でした。この方、もともとアメフト経験者で社会人のチームで活躍した経歴の持ち主で、現在は、MLBとNFLの中継担当が多いと思います。
どうして知っているかというと、以前、JスポやWOWOWをつないでいた頃、よく彼の実況を聴く機会があって、とにかく英語力が素晴らしいんです。もともと帰国子女ではあるんですが、私の知る限り、あらゆる分野のスポーツのアナウンサーを見渡しても、ズバ抜けていると思います。
何が凄いって、MLBの中継って、アメリカの現地放送局が制作しているので、画面に表示されるニュースだったりデータだったり、みんな英語なんですけど、瞬時に翻訳して説明してくれます。もっと凄いのは、回の表と裏の合間に、現地の女子アナのような人がスタジアムのファンにインタビューするコーナーなんかがあるんですけど、それをきっちり同時通訳してくれます。しかも、女性が発言する場合は、「〇〇なのよ~」とちゃんと女性言葉で!
wikiを見たら、英検一級取得者とあるんですが、英検一級持ちでもっとできない人はいくらでもいるので、きっと何も対策しないでいきなり受験してサクっと取れてしまう人?と。
日曜日の中継では、「見逃し三振」をjust lookingと言ってました。これは、「ただ、見るだけ」と、単語そのまんまなので分かるんですが、「打席に立って、一度もバットを振らずに三振した場合」を、「window shopping」と言うのだそうです。これ、近藤さんによる造語ではなく、現地の野球放送用語らしく、近藤さんも子どもの頃から親しんでいたそうです。いやぁ、とても勉強になりました。
そうしたら、ABEMAの無料コメント欄ってホント質が悪くて、「そんなんどうでもいい」「いらん情報」とか拒絶コメが流れてきて、情けなくなりましたね。いいじゃんこれ、小ネタとしても使えるし!
顔はイケメンで、英語の達人なのに、声はおじさんくさい所が、個人的に親近感が沸いてイイ感じです。そして、どーでもいい話ですが、MLBを見ていて、途中に流れるCMで、「藤井聡太のタイトル戦をABEMAで!」というのを見ると、ちょっと不思議な気持ちになります。
将棋の中継を見る人で野球のルールを知らない人はほぼゼロだと思いますが、野球ファンは将棋はどうでしょう・・・。ぜひ将棋の中継もチラッと見てもらえると嬉しいです。
では、また明日!
Jun