藤井竜王、今日も対局!(竜王戦第二局2日目)

藤井竜王、今日も対局!(竜王戦第二局2日目)

ABEMA将棋チャンネルでの放送は「こちら」。

挑戦者の佐々木勇気八段が、またやってくれましたよ!前局の渋谷セルリアンタワーでは、2日間計4回のおやつでシュークリームを4連投していたんですが、今回の連投芸はまた一味違いますね。ちなみに、あわら市のホームページ内に「勝負めし、勝負おやつ、勝負ドリンクの速報ページ」が特設されていますので、ぜひアクセスしてみてください。

そもそもの話、「フルーツサンド抜き」というのはどういう意味かと言うと、もともとは、「パイナップル大福とフルーツサンドのセット」だったんですよ。それを勇気さんが、「フルーツサンドはいらないから、いちご大福とパイナップル大福を1個ずつ出してくれ」という特別オーダーのようですね。

それを午前・午後で連採しているので、1日目のおやつは、いちご大福2個、パイナップル大福2個、さらにはチーズケーキも2個、トマトジュース2本、ブルーベリーミルキー1杯、紅茶1杯ということになります。ばかなんですかこの人?と思わず声が出てしまいました。

ただ、肝心の将棋の方も面白くなりました。戦前の予想を裏切り、先手の勇気さんが「矢倉」を目指します。矢倉という戦型は、かつては「将棋の純文学」とも言われるような王道戦法だったんですけど、後手の急戦速攻策が発見されて、先手が矢倉を目指そうとすると一気に潰されるので、近年は採用率がガクっと落ちていたのです。

ところが、21手目に▲1五歩と端の歩を突き越すのが勇気さんの「主張」で、この21手目の局面はプロの公式戦で前例が6局あって「先手5勝、後手1勝」という結果になっています。これをやりたかったのか!と納得しましました。

もちろん、藤井竜王も前例は承知していて、途中で竜王から前例を離れる手を指して、その後は未知の将棋になるんですが、形勢は互角になっています。AIの手順を事前にゴリゴリ暗記してそれを吐き出すような将棋ではなくなり、両対局者が最善手をその場でひねり出す展開となりました。一視聴者としてとても喜ばしいです。

間違いなく、2日目も一進一退の攻防が見られることでしょう。楽しみにしています!

では、また明日!

Jun


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