スケカナ(ゆづFS)感想

スケカナ(ゆづFS)感想

リザルトは「こちら」。フィギュアスケート速報さんは「こちら」で。

フリーは212.99点で1位。合計322.59で優勝。TESは116.59、PCSは96.40でした。

実は、今日は午前中から出先で、12:05にスマホを開いて、羽生さんのOriginだけをカザフのライストで視聴。夕方帰ってきて、Twitterもまったく開かずに、いまこれを書いております。これから酒盛りをしようと思っています。

外でスマホで見ていて、4Loはよく耐えたな・・・と思いました。つぎの4Sさえ決まればまとめられるはず!と期待していて、やっぱり今大会のサルコウの調子は良く、この難関をクリア。あとは安心して見ていました。

4Tは単発、3連コンボともにものすごい加点で、「オータムの誤審」を吹き飛ばしましたね。

まったくの素人の私見ですけども、Originって、SEIMEIやホプレガと比べると、良い意味でメリハリ、悪く言えば省エネの部分のあるプロだと思っていて、その分、高難度ジャンプをきっちり決めきるための知恵が凝縮されているような気がします。あくまでも私の印象ですよ。だからこそ、後半の3Aまできっちり降りきったと言えるのかもしれません。

そうそう、どこかで見たんですが、4T-1Eu-3Fを後半に跳ぶと基礎点は(16.83)で、4Lz-3Tを前半に跳ぶ基礎点(15.70)よりも高いんですよね。おそらく、4Lzに固執しなくなったのも、「この3連コンボでイケる!」という手応えを羽生さん自身がつかんで、ブリちゃんも「こっちの方がええでぇ!」と説得したんじゃないかと。まぁ、この辺りは、プレカンか、あるいはジュエルズのインタで明らかになるかもしれないですね。

というわけで、この辺にしておきます。エキシビどうなるでしょうね!楽しみです。

では、また明日!

Jun

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コメント

  1. みつばち より:

    こんにちは 更新ありがとうございます

    ネイサンを気にしなくなった、とかちまたで言う人もいますけど、クリケのコーチは百戦錬磨ですから対策を練るのも早いのだと思います。

    それにジャッジの皆さまもいちおう世間体を気にしておられるのは確かでしょう。
    今の時代にその他大勢の人々の意向を全く無視することはできません。
    もともとフィギュアスケートの採点は時代に連れて試行錯誤がありますし。

    スケートカナダで勝利することができてよかったです。
    ナム君もプーシャワーを自分の力に変えてパーソナルベストだし、もう大人なんですね。
    羽生さんの出る試合はパワーというか空気が熱気を帯びてきて良いケミストリーがありますよね。やはり唯一無二の人です。

    • Jun より:

      みつばちさま

      ネイサンと羽生さんのスケートって思想的には対極にあると思うんですよね。

      ネイサンのスケートを見ると、「得点にならないものは極力やらない」というスタンス。教科書に書いてある内容を丸暗記してテストで高得点を獲ればokという考え方。そもそも、彼が自分のエレメンツについて独自の拘りを語ったことがありますか?私は見たことも聴いたこともありません。

      一方、羽生さんのスケートは、もちろん教科書レベルの内容はこなせていて、そこにたっぷり「彼自身の探求心」を注ぎ込んでいる。3Aやクワドの入りと出のステップはもちろんのこと、世界随一の選曲のセンスの持ち主のシェイリーンに、自分で曲を用意している。

      大学の片手間でやっている人と違って、人生のすべてをスケートに捧げているのだから、湧き出てくるものが違いますよ。分かる人は分かるはずなんだけどなぁ・・・。

  2. おの より:

    こんばんは
    4T-1Eu-3Fを後半に跳ぶと基礎点は(16.83)で、4Lz-3Tを前半に跳ぶ基礎点(15.70)よりも高いのですか!
    知らなかったです
    色々あるんですね
    羽生くんは賢いから、その辺きっちり調べているんでしょう

    明日仕事の関係で見れないと思うので、帰ってからのお楽しみでエキシ楽しみたいと思います

    • Jun より:

      おのさま

      怪我のリスクもあるし、女子の「なんちゃってルッツ」でも認定されるのだし、4T-1Eu-3Fを足上げまでつけて完璧に成功したのだから、べつに4Lzはもういいのでは?という気がしますね。

      ただ、やはり4Loは難しいジャンプだなぁ・・・と感じます。これからの練習によっては、4Loと4Lzを入れ替えるとか、あるいは別の形を準備しているかもしれません。N杯でどうなるか楽しみですね。

  3. ととちゃん より:

    カザフのライスト、関東方面では繋がったんですね。うちは駄目でした。何度もフリーズした挙げ句、お使いの地域では云々…。動画が上がって ようやく全容が掴めた次第です。

    Origin、振り付け少し変わりましたね。junさんが指摘されるように、ジャンプに注力することを意識したのかも、と思いました。4Tからの3連+足上げはもう完璧で、息を飲みました。インタを聞いて、この構成が変わるときは4Aを入れるときと思ったのですが、どうでしょう。何にせよ、ネイサンの世界最高得点を上回るのは時間の問題でしょう。次戦が本当に楽しみです。

    • Jun より:

      ととちゃん さま

      ウチは、ロシアよりもカザフが安定していました。

      4T-1Eu-3Fは、正直もっとグダるかなと思っていたんですが、おっしゃる通り「足上げ」までつける余裕もあって、相当自信を持って構成に組み込んできたんだと思います。

      「ネイサンの世界最高得点」という言葉がメディアで踊っていますけど、僕らにとっての世界記録は「330.43」なわけで、採点形式は変わったとはいえ、羽生さんはそこを目指しているような気がします。今回のスケカナの構成でも、ノーミスを揃えれば330点は超えてくると思いますが、さあ、どうなるか・・・。ワールドの頃にはどんな構成になっているかワクワクですね。

  4. sennin より:

    オータムのことははっきりとは言いませんでしたが何気にコメントしてましたね。私も、Originは少しそんな気がしますが昨年のOriginと比べてという感じです。オータムがあれでしたし今回また一寸変わっていましたがジャンプに力を入れたのかなあという気がしました。文句のない誰も出来ないジャンプでしたよね。それとコメントもしてましたが4Aや4ルッツを何れはいれることを考慮してるのかとも思います。コメントを聞いてると今回やってみて先の対策を考えるという雰囲気に感じました。

    今朝の記事では、昨年の9月頃はフワフワしていて4A跳んで早く辞めたいという感じが若干あった。競技を続けることがどれだけ大変か覚悟しなければならなかったし実際いろんなものを削っているだからこそ中途半端なことは出来ないというのを読みました。オリンピック後に沢山捨てたという表現をしてましたが、辞めたいとか覚悟とか競技が好きといってはいるけどこんなに複雑な思いを抱えているんだなと
    北京までいきそうな気配もするなかやっぱり簡単な事ではないものを観させてもらっているんだと改めて羽生結弦選手に感謝しなきゃと心を改めた私です。ジャンプに自信が戻ったという言葉が一番嬉しかったです。
    ジャッジは的確にやってほしいですね。

    • Jun より:

      senninさま

      羽生結弦という人は「戦闘民族」なんだということを、さいたまワールドでの負けをきっかけに彼自身が「自己発見」したんだと思います。

      ただ、「勝つために全種類跳んでやる!」というマインドから、「勝つためには自分のスケートを極めてやる!」と正しい方向に軌道修正できたことは大きい。これは、オータムの「誤審」があったことで、おそらくクリケットのコーチ陣と相談して、ネイサンの状況も見つつ、焦点を絞りきったのだと思います。

      加齢もあって、疲労も抜けにくいはずだし、古傷も抱えている。自分の身体と相談しながら、まずは今シーズンをしっかり戦い抜いてほしいですね。

  5. Senin より:

    スポニチの一問一答読まれましたでしょうか?結弦くんのインタビューを全文載せてくれたのはスポニチだけのようです。私もこれに気づいたのが夜でした。ジャンプのこと採点のことオータムのことなど核心に触れたことを話していましたね。スケーターの健康を守るために結弦くんはスケカナでミスをする訳にはいかないという気持ちで出場したのではないでしょうか。今こんなに仕上げなくても〜って思っていましたが、結弦くんにとっては高得点で勝つ必要があったんですね?。実際に行動を起こして黙らせる、今までもそうでしたが五輪二連覇、世界王者の実績があってベテランの部類に入ってきた結弦くんだからこそ言えること。非難とか批判ではなく今の現状を話していると言うことですね。紀平さんが勝つには4回転跳ぶこと、結弦くんがネイサンに勝つには4回転をもう一本とか言ってる日本のスケート関係者、部外者にしか思えません。結弦くんのこの言葉はISUもしっかり考えて欲しいと思いました。また、マスコミはどうでも良いようなことを前後の流れなく単発で報道しないでほしい、スポニチさんは立派ですね。Webではなく紙ベースで保管したい内容なのでマガジンをひたすら待ちたいと思います。あと、大変だけどこういう役目もあるのでまだまだ結弦くんは現役でいないとダメそうです(^ ^)
    あと、エテリさんがインタビューを受けてる記事を見ました。成長を止める食事をしていないか?と言われていることについて?テニスのシャラボワがドーピング違反だった薬だと思いますが、心筋を回復させる薬?これについてのインタビューも興味深かったです。

    連投申し訳ありませんでした。

    • Jun より:

      Seninさま

      一問一答、読みました。

      いろんな解釈ができると思いますが、私の見立てでは、オータムからスケカナにかけて、羽生さんはクリケットのコーチ陣と相当な意見交換を重ねて、あの構成とあの考え方に至ったんだと思います。

      あとは、「チーム・ブライアン」の中にあった、ISUの現役ジャッジをクリケットに招いて選手を見てもらったり、採点結果について議論するという「慣行」が続いているのだとしたら、あのオータムの採点について「第3者」にヒアリングしたかもしれません。あくまでも私の勝手な想像です。

      結果的にあらゆる準備を経て、この素晴らしい演技に結実しました。ひとまず良かったと思います。