リザルトは「こちら」。フィギュアスケート速報さんは「こちら」で。
細かい論評は、コメント欄で皆さんとやりとりしたいと思いますので、今日はいくつか補足資料を貼っておきます。
ネット上で、「なぜ3Aや4Tの加点が3点台なんだ！」と激オコの書き込みを見かけたので、GOEの「計算表」も貼っておきます。3Aについて、ジャッジ全員が+5の出来栄えをつけたとしても、最大で「4.00」点までしか加点されません。4Tについては、最大で「4.75」点までです。
「110.53」を出した昨年のロステレのOtonalも貼っておきます。この時の3Aの加点は「3.31」。4T-3Tの加点は「3.12」でした。今回の3Aは、このロステレOtonalの3Aとは違って、ツイズルサンドにチャレンジして、それを見事に成功。そこがGOEの増加（今回「3.68」）に反映されているとも言えますか。ロステレの4T-3Tはセカンドがけっこう危ない着氷で、もちろん今回の方が遥かにクオリティが高いので、そこも「3.99」という部分に現れているとすると、ジャッジは「ロステレOtonalの採点を事前に参考にしていた」のかもしれません。
だって、他の選手に対しては、「どんだけ盛り盛りなのよ？」というぐらい、支離滅裂なひでー採点しているじゃないですか。一方、今回の採点は、良い・悪いはともかく、スジの通ったスコアのように、私は感じています。
しかし、練習で好調だった4Sで転倒があったのは残念でしたが、もしクリーンに決まっていたら、まぁ、+10点は行けたでしょうし、それプラス、PCSも48点台でしょうから、ノーミスしたら110点台は確実に出るプロだなぁと感じます。
9/16のニコ生では、もし「ボクもイーグルは完璧ですから！」なんてToshIさんがいつものボケを披露しようものなら、「としくん、イーグルはもう古いですよ！」「ツイズルからのトリプルアクセルですよ！」とツッコミのコメで埋め尽くされること確実ですね。そのニコ生についても、また感想記事を書かせていただく予定です。
内田理央ちゃんは、昔は水着をガンガン着てDVDもけっこう出していたんですが、いまや完全に女優さんです。若手の女優で羽生さんについてコメントする人は希少なので、惚れ直しました。
では、また明日！
Jun
コメント
こんにちは 更新ありがとうございます。
私が羽生さんを真剣に見始めたのはソチ以後なのです。それまではテレビ桟敷でのんびり見てるだけで、女子選手に重点を置いてました。
平昌以後はもう完全に羽生さんは別次元に行ってますね。ジャッジもそれは感じてるんだと思います。「羽生基準」で採点するしかない、と決意してるかのようです。
オータムのような地方試合がスポーツニュースで流れる、まさに羽生現象ですね。
彼が元気で、競技を続けることができますように、それを見ることができますように、と祈っております。
N杯はツアーも外れました、😢。
みつばちさま
ISUは、もはや完全に敵ですよね。それは羽生さんだけじゃなくて「チーム・ブライアン」の面々がみんな理解している。
羽生さんはまだ勝ったからいいですが、ジュンファンの採点も酷いですよ。フリーのTransitionsに5.25をつけたドイツジャッジ（J3）は正気の沙汰じゃない。コイツ、何様だ？って話ですよ。韓国のスケオタは真剣に抗議すべきだし、私もこれは看過できないですね。
羽生くんの激オコが来ると
シーズンが始まったと思います(^^)
自分に厳しい方なので、納得の演技が出来るまで突き進みますね
練習では出来ていたのですが、比較動画を上げていた方のを見ると、ちょっと急ぎ過ぎたかな？
軸も傾いていましたね
この後フリーが始まりますが、どんな衣装なのか楽しみです
モチベーションを上げるのも大変だろうなぁと
出来て当たり前の方だし、普通の構成では納得しませんよね
この後寝過ごしてしまわないよう頑張ります(^ー^)
おのさま
メラメラモードは歓迎なんですが、怪我だけは頼むから勘弁してくれよ！と。
スケカナとN杯で、4Aは論外としても、4Lzも無理させないでほしいです。この構成でまずは確実にノーミスすることを優先させるべき。SOがあれだけPCSを下げる理由になるのだとすれば、慎重に行ってほしいですね。
4Sはもちろん残念だったのですが、その後の切り替えが素晴らしかったですね。3Aのツイズルサンドに4しか付けないジャッジは
降りてからの流れがないと判断したのでしょうか？他に考えられないのですが。
最後のステップは、また更に進化しているように感じました。氷と足が融和しているというか、本当に滑らかで、見入ってしまいました。
4Sを変えることも選択肢にあるようですが、いずれにせよ、110点台、カナダでは出すんじゃないでしょうか。衣装も少しさわるような気がしていて、変化の有無も楽しみです。
ととちゃん さま
忖度があってsage採点しているのか、新しい技術を受け入れられないのか不明ですが、もはやあの方々たちの意図を考える行為が無駄のように思えてきますね。
それはともかく、Otonalは、ご指摘のステップもそうですけど、一つひとつの動きのメリハリがハッキリして、確実にレベルアップしてますよね。
おそらく、今年のFaOIで、マスカレイドにクリメモに真夏の夜に残テにと、たくさんのものを「吸収」して、それが好影響を与えているはずです。
オータムのOtonalとOriginを、昨シーズンのロステレOtonalやさいたまOriginと比較する試みも、いずれ行ってみたいなと考えています。
詳しい解説をありがとうございます。
ジャンプごとのGOEの数字を実際に見ると、羽生選手のSPのスコア自体は、ルールからさほど乖離しているものでないことがわかり、溜飲が下がりました。
しかし、同じ大会に出場している選手全員に同じくらい厳しい基準を当てはめているのかというと大いに疑問で、レフェリー先頭にテクニカルが4名とも北米出身者というのに不安を感じていたら・・・案の定のFSでした。これはJunさんのレビューを待ちます。
クリケットの成功への嫉妬なのか（だとしたら、メドちゃんは被害を受けていないので）アジア人差別なのか・・・。
米国関係者の北京へのロビー活動を感じます。正しい技術が正当に評価されない限り、競技スポーツではないし、競技の進化に繋がらないですよね。フェアな真剣勝負を望むファンは離れる一方です。
Fakefurさま
まぁ、エイモズへの大甘採点を見れば、アジア選手への狙い撃ちと言われても仕方ないでしょうね。
普及と育成をサボってきたから、いまのヨーロッパ男子シングルスケーターの体たらくがあるのに、ズルしようという発想が情けないです。
これが「フランス」ということなのか、あるいは「ヨーロッパ」ということなのか。リッツォやグラッスルなどのイタリア勢にもそんな採点がなされるのか？少し注意して見る必要がありそうです。