「こちら」にもリンクを貼っておきます。卒論を提出したという話や、その内容については、8月23日の「24時間テレビ」で最初に発表されましたが、早稲田大学の2020年3月・9月卒業予定者の卒業式は、9月20日に実施されました。
24時間テレビでは、研究内容として、自分自身を実験対象にしての「ジャンプの分析」という点だけが語られていましたが、今回やはりというべきか、将来的な展望という部分で、スケート関係者が恐れている内容も明かされていましたね。
将来的には選手の技術向上やAIによる自動採点など、フィギュアスケート界の発展に役立てたいです。
さっそく英訳してくれている人がいますが、世界中に拡散されれば、採点結果に泣き続けてきた海外のゆづファンたちも喜ぶことでしょう。例えば、イタリアのマッシさんなんかは、間違いなく反応するんじゃないでしょうか。
羽生さんほどの知名度があれば、例えば、体操のように、富士通のような企業と組んで、自動採点システムを共同開発することも可能なはず。企業も大きなビジネスチャンスになります。採点のアレコレについては、抵抗勢力だらけですが、羽生さんがどのような立場から風穴を開けることを考えているのか、興味深いですね。
もしかしたら、都築先生には、以前このことを話していたのかもしれないなと、想像しています。先生も、「自著」の中でこう回想されておられました。
・・・まあ、点数の出し方がね。昔はおべっかを使う人がいっぱいいて、フィギュアスケートはいやな競技だったんですよ。
残念ながらいまはもっと酷いですよ。「合法的」なズルが横行しています。採点に泣かされるスケーターを守るためにも、長い道のりだとは思いますが、羽生さんにはぜひ頑張ってもらいたいです。
では、また明日!
Jun
コメント
こんにちは 更新ありがとうございます。
前カテで若い3人を例にだして心の強さ、自制心、決意したことをやり遂げる信念について述べておられましたがまったく同感です。
私もいろいろやるべきことがあるんですが、いつも中途半端でいつのまにか時間が過ぎてしまうんです・・・(比較するなよ・・・・)
羽生さんがこれからどういう道をすすまれるのか、わかりませんが、仮にフィギュアスケートのあり方について仕事をされるとしたら実績は十分すぎるほど、そしてひじょうに用心深い人でもありますから、期待しております。
みつばちさま
おっしゃる通り、「用心深さ・慎重さ」を私も感じました。おそらくこの研究の最終的なゴールは、フィギュアスケートから腐敗ジャッジを全員駆逐することだと思いますが、もちろんそこは胸に秘め続けることでしょう。
スポーツで結果を出していれば私生活はめちゃくちゃでもいい!という時代ではなくなってますよね。ボクシングの世界チャンピオンも不良上がりみたいのは本当にいなくなりました。そして、将棋界もかつては無頼派で破天荒な先生もたくさんいたんですが、羽生さんが出た辺りからガラっと変わったと言われます。
もはや競技・ジャンルの垣根を越えて、本業に集中するために必要な振る舞いと言えそうです。