遅れ馳せながら、「羽生結弦展2022」を観覧してきました。最終日の午後3時頃入場の枠でした。ちなみに、同行予定者が体調不良のため、今回は私一人での入場でした。
すでに展示やグッズの詳細については、多くの情報が公開・共有されていますので、私自身が感じた点をまとめておきます。
・4年前の状況とは比較にならないほど、「移動の自由」があります。人だかりが出来ている展示を飛ばして、自分のペースでスイスイ先に見に行くこともできますし、ゴール地点のグッズ販売エリアと展示エリアの行き来も自由です。
・展示の大半は「時系列に並ぶ競技・ショー・練習時の写真」で、その合間に、メダルの展示、衣装の展示、衣装の生地サンプルの展示、伊藤聡美さんの衣装デッサンや、若杉和希カメラマンの解説ビデオ、スケートシューズ、ANA限定グッズ等が組み込まれています。
・私のダントツの一押しは、ズバリ「衣装の展示」です。今回、SEIMEI、レミエン、天と地と、マスカレイドの4つの衣装を確認しました。衣装自体は、それこそお台場のマダムタッソーのパリ散以降、様々な機会に観覧できるチャンスはありましたが、今回は、「360度全方位から超至近距離で観覧できる」という点が本当に素晴らしいです。コロナ禍じゃなければ今回のような入場制限も無かったはずで、これは感染対策を頑張ってきたご褒美なのか、プラスチックのケースに張り付いて、ずっと見ていられます。
・マネキンの細さ・薄さ、つまり羽生さんの身体の細さ・薄さを改めて再確認するとともに、あのレミエンの黒衣装もメッシュ系の軽量素材で、いくら「伸びる」とは言われていても、あれだけの激しい動きに耐えられるということが信じられません。しつこいようですが、こんなに薄くて細い身体だからこそ、あのようなスケートが可能になるのだなと感じます。よく、羽生さんの衣装を、デザインの面から「着れる人いないでしょ?」という議論はなされますが、いやいや、そもそも世界中でこの衣装が入るスケーターっているの?ってぐらい、とにかく、薄くて、細い。そういうことを考えながら、ずっと見ていられる展示でした。
・他方で、メダルの展示は、全日本のメダルが多めで、デザイン的にレトロな感じがあるんですよね。4年前って、GPFやワールドなど海外の豪華なデザインのメダルも多く展示されていた記憶があって、ちょっと物足りない感じはしました。でも、一番「メダル」の場所が混んでいて、なかなか進まないので、私は早々に飛ばしました。
・写真は、2010年頃のものから並んでいて、若杉カメラマンの写真は2016年のマルセイユGPFから展示されていたと思います。解説ビデオの中で、マルセイユが2試合目とおっしゃっていた記憶がありますが、あの試合のレックレは私は未だに動画を見ることがある、印象深い試合。そりゃ、沼に落ちるはずですね(笑)。
・北京五輪のフリーの写真の中で、読売新聞の別のカメラマンさんが撮ったものが印象に残っています。具体的には、4Aの踏み切りを、ほぼ頭上(スタンド席の上の方)から撮ったようなショットで、あれは見たことが無かったです。
・FaOIのショットは基本的には田中さん&能登さんから写真を借りている感じですが、DOIは若杉さんもたくさん撮影されていて、特に印象的だったのは、羽生さんの練習時のショット(真っ暗なバックに蛍のように照明が光っている)。これも見たことないなぁ・・・と。
・グッズについては、今回展示に行けなかった同行予定者がすでにネットで注文しており、私は、自分ですぐに使いたいものだけを購入しました。本を読む時に使う栞と、小さめのクリアファイルと、レミエン・キーホルダー&フレームマグネットで、とりあえず計2,600円ほどの出費です。
・「あったらすぐに使いたい」と思っていたのは、チケットホルダーとボールペンだったんですが、現地では完売。ハンドタオルは4年前の品がまだあるし、そういえば、キューピーちゃんはしっかりありました。4年前大変だったので、今回はセット販売にして、なおかつ沢山作ったのかもしれません。
というわけで、これから、富山、新潟、名古屋、大阪、仙台ですか。おそらく、前半・後半・平日・土日関係なく、各枠の入場人数は同じかと思いますので、ぜひじっくりゆったり展示を楽しんでいただければと思います。しつこいようですが、私の推しは、衣装です。これだけでも観覧する価値がありますよ!
では、また明日!
Jun
コメント
羽生結弦展最終日行ってらしたのね!
見応えあったと思います
私は運良く2回見に行くことが出来ました
グッズは後の方分無いと寂しいと思ってすぐに使う物だけ買い後はオンラインで注文しましたが、やはり最後まで残ってなかったのね…💦
他の会場用に生産が間に合うといいですね
レミエンの衣装の膝の部分が薄くなってましたね
スケート靴の裏のサインは羽生さんが書いたのかしら?
と細かい所までじっくり見れました
仙台の会場にも行きたいと言う呟きもありましたが、見に行けなかった方が行けるといいなぁって思います
北京でまたファンが増えたようです
寄付も出来るし大満足ですね
おのさま
公式HPに、「多くのお客様にご覧いただくため、会期中お一人様につき1回限りのご予約をお願いします。(ご予約人数は、1回につき2名様まで)」と説明があって、お友達とペアになってそれぞれの名前で別日で予約を入れると、2度見に行けることになりますね。
シューズのサインや衣装の膝の部分までチェックしていなかったので、興味深い情報をありがとうございます!
やはり「見るポイント」が違うものなんですね。一人で無言で見ていると、けっこう見逃してしまった部分があったのだなぁ・・・と感じました。